ケースブック 監査論 第5版

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ライブラリケースブック会計学  6

ケースブック 監査論 第5版

定価:
2,750
(本体:2,500円+税)
難易度:入門

発行日:2013年12月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-204-9

サイズ:並製A5

ページ数:240ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

現実の事例を通して身近に監査制度の概要を解説し,会計監査が社会において果たすべき役割をわかりやすく説き明かした好評入門書の最新版.国際会計基準(IFRS/IAS)に先駆けてわが国において完全適用されることとなった国際監査基準(ISA)により,企業会計審議会が策定する監査基準が改訂され,また金融商品取引法監査における監査報告書の様式も変更となった.さらにオリンパスの粉飾決算事件への対応として新たに不正リスク対応基準も制定された.第5版ではこれらの動向を反映した内容となっている.2色刷.

目次

1 会計監査の必要性(ケース1:大日本製糖)
  1.1 監査の必要性と起源
  1.2 日本の監査の始まり
  ケース1の問題を考える

2 会計専門職による監査(ケース2:雅叙園観光)
  2.1 会計専門職
  2.2 監査人の資質と会計職業倫理
  ケース2の問題を考える

3 監査期待ギャップ問題(ケース3:日本コッパース)
  3.1 企業不正と監査の関わり
  3.2 監査期待ギャップ問題
  3.3 日本の監査期待ギャップ問題
  ケース3の問題を考える

4 金融商品取引法監査制度(ケース4:山陽特殊製鋼)
  4.1 金融商品取引法監査制度
  4.2 公認会計士による監査の拡がり
  ケース4の問題を考える

5 会社法監査制度(1)―監査役と監査委員会による監査―(ケース5:興人)
  5.1 会社法監査制度としての監査役監査
  5.2 監査役監査の問題点
  5.3 監査役の廃止と監査委員会
  5.4 会計参与
  ケース5の問題を考える

6 会社法監査制度(2)―会計監査人による監査―(ケース6:三田工業)
  6.1 会計監査人による監査
  6.2 会計監査人監査の問題点
  ケース6の問題を考える

7 監査基準と監査手続(ケース7:大光相互銀行)
  7.1 監査基準の体系
  7.2 監査手続
  ケース7の問題を考える

8 監査報告書(ケース8:住友商事)
  8.1 金融商品取引法監査における監査報告書
  8.2 会社法監査における監査報告書
  ケース8の問題を考える

9 他の監査人等の利用と内部監査(ケース9:大和銀行1)
  9.1 企業のグローバル化と他の監査人等の利用
  9.2 海外の監査法人
  9.3 内部監査
  ケース9の問題を考える

10 内部統制監査(ケース10:大和銀行2)
  10.1 内部統制
  10.2 経営者による内部統制評価
  10.3 内部統制監査の方法
  10.4 内部統制監査報告書
  10.5 会社法上の内部統制と監査
  ケース10の問題を考える

11 継続企業の前提の監査(ケース11:なみはや銀行)
  11.1 企業の継続性と監査
  11.2 継続企業の前提の開示
  11.3 継続企業の前提の監査
  ケース11の問題を考える

12 不正な支出の監査(ケース12:ロッキード事件)
  12.1 不正,違法な支出の例
  12.2 不正な支出と監査
  ケース12の問題を考える

13 四半期レビューと中間監査(ケース13:日本債券信用銀行)
  13.1 中間財務諸表
  13.2 中間監査
  13.3 四半期レビューと保証
  ケース13の問題を考える

14 公的部門の監査(ケース14:北海道監査委員事務局)
  14.1 公的部門の監査制度
  14.2 公的部門の監査の将来
  ケース14の問題を考える

15 環境・CSRと監査・保証(ケース15:チッソ)
  15.1 環境監査
  15.2 環境会計
  15.3 環境報告書・CSR報告書の保証と会計専門職
  ケース15の問題を考える

16 社会の要請と監査の変化(ケース16:エンロン)
  16.1 日本の監査とアメリカの監査
  16.2 監査の将来―監査に影響を与える事象―
  16.3 社会の要請に応える監査
  ケース16の問題を考える

索引

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