製造物責任法

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新法学ライブラリ  11

製造物責任法

定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:中級

発行日:1995年4月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-49-2

サイズ:上製A5

ページ数:272ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

第一人者による最も信頼できる待望の標準的教科書.立法の経緯を簡潔にたどり,民法・民訴法との関連に十分な配慮をしつつ,初心者にもわかりやすい逐条解説がなされる.判例は代表例22件を紹介・検討し,さらに欧米におけるPL法の現状と問題点を考察する.

目次

1 製造物責任法の意義と立法経緯
1-1 製造物責任法の意義
1-2 製造物責任法立法の経緯
2 製造物責任法の基本的解説
2-1 目的と損害賠償の範囲
2-2 製造物の範囲と責任主体
2-3 欠陥と開発危険の抗弁
2-4 期間と民法の適用
3 わが国の判例
3-1 概観
3-2 主な裁判例
3-3 欠陥,因果関係,責任主体
3-4 損害賠償の範囲
4 訴訟手続き上の問題点
4-1 はじめに
4-2 「欠陥の」主張・立証
4-3 推定と情報請求権
4-4 原因究明機関・裁判外紛争処理制度の整備
4-5 攻撃防御の展開(開発危険の抗弁)
5 アメリカの製造物責任法
5-1 アメリカの製造物責任法理の概要
5-2 欠陥の種類と判断基準
5-3 対象となる損害
5-4 欠陥と因果関係の証明
5-5 連邦レベルによる製造物責任改革
5-6 第2次不法行為法リステイトメント改正の動き
6 ヨーロッパ製造物責任法
6-1 EC諸国の製造物責任法
6-2 EFTA諸国の製造物責任法
6-3 ロシア・東欧諸国の製造物責任法
7 資料
7-1 資料I 衆議院附帯決議
7-2 資料II アメリカ・リステイトメント,EC指令,わが国の立法試案対照表\r
7-3 資料III 第14次国民生活審議会消費者政策部会最終報告(抄録)

サポート情報

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