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SGCライブラリ 13

臨時別冊・数理科学2002年2月
「複雑系脳理論」
〜 「動的脳観」による脳の理解 〜

津田一郎(北海道大学教授) 著

定価:1,543円(本体1,429円+税)
発行:サイエンス社
発行日:2002-02-10
JAN 4910054700220 / B5判/128頁

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<内容詳細>
「動的脳観」をもとに現代理論脳科学の勘所を解説した得難い一冊.随所に語られている著者の問題意識から,生き生きとした研究の流れとともに,研究には諸科学の様々な素養が活かされていることを知ることができる.

<目次>
第1章 序
 ことのおこり

第2章 脳の見方
    2.1 静的脳観と動的脳観
    2.2 解釈過程に基づく解釈デバイスとしての脳

第3章 脳活動の力学系解釈:低次元アトラクターによる解釈から高次元遍歴による解釈へ
    3.1 神経系でのノイズと斜積変換
    3.2 力学系とノイズとの相互作用
    3.3 カオス的なもの

第4章 カオス的遍歴
    4.1 動的連想記憶モデルとカオス的遍歴
    4.2 カオス的遍歴の発見
    4.3 カオス的遍歴の数学的側面
    4.4 カオス的遍歴の情報構造と脳における意義

第5章 カオスと縮小写像の干渉
    5.1 カオスと縮小写像の干渉
    5.2 レスラーの拡張(二次元)
    5.3 次元
    5.4 モザーの力学系と構造安定性
    5.5 馬蹄形写像,パイこね変換と斜積変換
    5.6 さらに三次元,四次元へ
    5.7 ニューラルネットへの拡張

第6章 脳のカントールコーディング
    6.1 嗅覚系
    6.2 海馬系とエピソード記憶の形成に関する仮説

第7章 論理と力学系
    7.1 ブールの不動点
    7.2 変換理論
    7.3 自己言及命題と力学系
    7.4 不動点型神経回路網と結び付け問題
    7.5 酵素から神経回路に普遍な論理と力学

第8章 記述不安定性
    8.1 構造安定性の概念を越えて
    8.2 不安定な論理世界
    8.3 推論の階層とカオス
    8.4 自覚的システム

第9章 思考・推論の力学理論の構築へ向けて
    9.1 なぜ実験の理論なのか
    9.2 認知実験の形式化
    9.3 動的インターフェイス
    9.4 デーモンと思考

参考文献

索引