伝えるための理工系英語

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SGCライブラリ  29

臨時別冊・数理科学2003年12月

伝えるための理工系英語

適切な表現への手引き
定価:
1,572
(本体:1,429円+税)
難易度:入門

発行日:2003年12月25日

発行:サイエンス社

ISBN:4910054701234

サイズ:並製B5

ページ数:112ページ

在庫:品切れ

内容詳細

英語で書いたり発表したりするときに役立つ実践的なコツを,著者の豊かな体験に基づいて記した好著.理工系の大学院で本格的に研究を英語で発信する読者のためのユニークな一冊である.

目次

第1章 英語で発信するために
1.0 はじめに
1.1 原理原則
1.2 道具
1.3 パソコン

第2章 冠詞,単数・複数
2.0 はじめに
2.1 冠詞の役目(I):「は」と「が」の区別
2.2 冠詞の役目(II):集団の中の個
2.3 冠詞の位置
2.4 無冠詞の役目
2.5 冠詞周りの細かいこと
2.6 other
2.7 単数と複数
2.8 and
2.9 I と we

第3章 動詞(1):正しい用法
3.0 はじめに
3.1 前置詞=「てにをは」
3.2 誤用例
3.3 能動と受動
3.4 時制

第4章 動詞(2):適切な用法が力強い文を生む
4.0 はじめに
4.1 能動態恐怖症
4.2 動詞欠乏症
4.3 動詞欠乏症の薬
4.4 適切な動詞を選ぶ練習

第5章 論理的な文章(1):簡潔さ
5.0 はじめに
5.1 結論を先に
5.2 言い訳は後回し
5.3 きっぱりと書く
5.4 文は短く,箇条書きに
5.5 ぴったりの表現

第6章 論理的な文章(2):論旨のつながり
6.0 はじめに
6.1 連結詞など
6.2 comma:コンマ
6.3 colon,semicolon:コロン,セミコロン
6.4 式の書き方
6.5 反復語の省略
6.6 仮定法
6.7 比較

第7章 便利な言いまわし
7.0 はじめに
7.1 Introductionに使う文句
7.2 議論の流れを変える
7.3 of〜という言い方
7.4 inという前置詞
7.5 ラテン語由来の言葉
7.6 一語で言える適切な表現
7.7 量の表現
7.8 その他細々したこと
7.9 語彙を増やすために

第8章 口頭発表
8.0 はじめに
8.1 準備万端
8.2 簡潔に,もっと簡潔に
8.3 道具,OHP,パソコン
8.4 議論:discussion
8.5 発音

第9章 論文の投稿
9.0 はじめに
9.1 論文の組み立て
9.2 作業の流れ
9.3 style manual:スタイルマニュアル
9.4 名前の表記
9.5 cover letter:鏡
9.6 rebuttal:反論
9.7 refereeing:査読
9.8 proof reading:校正
9.9 ソフトの問題

第10章 個人的なやりとり,その他
10.0 はじめに
10.1 手紙
10.2 e-mail
10.3 CV=curriculum vitae(履歴書)
10.4 request for a letter of recommendation(推薦依頼)
10.5 直接話すとき

付録
おわりに


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