〈資本〉から人間の経済へ

書影

ライブラリ相関社会科学  9

〈資本〉から人間の経済へ

20世紀を考える(III)
定価:
2,200
(本体:2,000円+税)

発行日:2004年2月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-069-4

サイズ:並製A5

ページ数:264ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

目次

巻頭言 丸山真人
第1部 資本、そしてソーシャル・キャピタル
非市場的関係領域の拡大と貨幣・資本概念の多様化 福田豊
<資本>と<環境>:場所の政治社会学 山本哲士
相関社会科学的イシューとしてのソーシャル・キャピタル 山脇直司
ソーシャルキャピタルはコミュニティの「資本」となりうるか 金子郁容
「不法」就労パキスタン人たちのリアリティ―社会関係資本と威信資本を手がかりに―五十嵐泰正
「歴史の終わり」からポストヒューマン社会へ?―フランシス・フクヤマの主張にみるグローバリゼーションの屈折―山下範久
第2部 貨幣、そして地域通貨16世紀における貨幣の思考について―『言葉と物』を準拠として―内田隆三
金銀の位置―元禄・宝永・正徳年間の改鋳をめぐって―貞包英之/自立経済と甦る貨幣改革論の視点 森野栄一
資本に転化しない「貨幣」:地域通貨 丸山真人/第3部 現代における資本主義の見え方 もう一つの資本主義分析―商品フェティシズムから見る資本主義―秋元健太郎
現代の資本主義と消費行動―「情報化」「消費化」を中心に―阿部勘一
資本主義の政治・シンガポール 神島裕子

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