README 				7/11/1997

*はじめに*

本配布パッケージは、サイエンス社から発行されている「Java ライブラリ-2 JDBC」
に掲載されているサンプル・プログラムのソース・コードを収録したものです。

jl2-jdbc-src-jdk11-euc-solaris.jar	EUC コード UNIX(Solaris)用
jl2-jdbc-src-jdk11-sjis-win.jar		SJIS コード Windows用
jl2-jdbc-src-jdk11-sjis-mac.jar		SJIS コード Macintosh用

本書の初版に掲載されているプログラムは、JDK1.1beta2、JeevesA2(現JavaServer)
に準拠しています。しかし現在の最新の環境までに加えられた変更により、掲載プロ
グラムはそのままでは実行、及びコンパイルができなくなってしまいました。
本配布パッケージに含まれているプログラムは JDK1.1 正式公開版、JavaServer1.0
正式公開版 向けに変更を加えたもので、同バージョン以降の開発、実行環境での
コンパイル、及び実行が可能です。


*ファイル・ディレクトリ構成*

README		このファイル
3_1		HelloJDBC アプリケーション(テキスト版)
3_2		HelloJDBC アプレット(GUI版)
5_1		DB ブラウザ
5_2		SQLターミナル(JDBC Terminal)
5_3		HelloJDBC サーブレット
appendixB	hello テーブル・メンテナンス・アプリケーション(ImageStore)
appendixD	イベント・デリゲーション・モデルのサンプル
common		本書全般に渡って使用しているクラス・パッケージ


common ディレクトリ以下の構成は下図のようになっています。
注) 本書で紹介している JDK1.1beta2 対応版とはパッケージ名に変更が加えられて
    いるので注意。COM.Sun.Japan.yjs -> COM.Sun.Japan.jl

common-+- apidoc		パッケージのドキュメント(javadoc 形式)
       |
       +- src -+- test		パッケージのテストに使用したプログラム
               |
               +- COM - Sun - Japan - jl -+- io		IO 関係のクラス
                                          +- mwt	GUI 関係のクラス
                                          +- util	ユーティリティ・クラス

* JDK1.1beta2 版からの主な変更点 *

JDBC に関する変更
SQL 型 DECIMAL や NUMERIC に対応していた Java の型として
java.sql.ResultSet.getBignum 等で使用されていた java.lang.Bignum が
java.math.BigDecimal に変更されました。
これにより、対応クラスでの各メソッドが getBignum -> getBigDecimal
setBignum -> setBigDecimal のように変更されています。

AWT に関する変更
java.awt パッケージにはかなり多くの変更が加えられました。しかしその多くは
命名規則の統一ルールに従う為に加えられたメソッド名の小変更が中心です。
また、java.awt.WindowListener 等のようにメソッドが追加されたものもあります。

サーブレットに関する変更
API 仕様、パッケージ構成共に大きな変更が加えられました。特に公開クラス・
パッケージが java.servlet, java.servlet.html, java.servlet.http から
javax.servlet, javax.servlet.http に変更され java.servlet.html パッケージが
削除されたことが大きな変更点となっています。


* 御意見や御質問等 *

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また、頂いておりますメールの量の関係上、お送り頂いた全てのメールに対しまして
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そのような場合でも頂戴致しました御意見は可能な限り次期改定版へ反映いたします
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