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数理科学 2016年5月号 No.635

特集:「物理と認識」
− 観測と実在への様々なる問いかけ −

定価1,030円(本体価格954円+税)




<内容詳細>

20世紀までの物理学が主として存在論をベースに成立していたとするなら,現代物理学においては,量子力学の登場によって“認識論”の役割が重要性を増してきたと思います.本特集では,歴史上の物理学の有名な問題を紹介するとともに,様々な立場において,物理学を“認識論”の観点から捉えることで,物理学が描く実在をどう認識するべきか,観測という“物質と精神の相互作用”をいかに捉えるか,といった問いに,これまでにない新しい展望の切り口を見出していきます.

■特集
・「物理学に“認識”をしっかり取り込む」 細谷暁夫
・「二重スリットの実験」
  〜外村 彰さんの思い出〜
江沢 洋
・「ハイゼンベルクが考えた不確定性関係」 小澤正直
・「相対性と認識」
  〜同時性,双子のパラドックス,ブラックホールの事象の地平〜
石橋明浩
・「インフォメーション・パラドックスとはなにか」
  〜ブラックホールと認識?〜
夏梅 誠
・「エントロピーの認識論的理解」 丸山耕司
・「実在と認識」
  〜ミクロ・マクロ双対性から〜
小嶋 泉
・「常識を逸脱すること,それが新たな認識となること」
  〜量子情報の場合〜
井元信之

■コラム
・「違うとはどういうことか」 田口善弘

■書評
・「数物系のためのシンプレクティック幾何学入門」 小西由紀子

■連載
・「微分方程式を考える 16」
  〜対称性と微分作用素〜
小澤 徹
・「数学雑話 3」
  〜Minkowskiの不等式とFanの不等式〜
山本哲朗
・「経路積分と量子解析 16」
  〜熱場ダイナミクスの定式化と非平衡統計物理への応用(2)〜
鈴木増雄