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数理科学 2017年7月号 No.649

特集:「物理におけるミクロとマクロのつながり」


定価1,030円(本体価格954円+税)



<内容詳細>

私たちが目にしているマクロな世界と目に見えないミクロな世界は何らかの境界が存在しているように感じられます.一見隔たりが感じられるこの二つの世界にも,その興味深いつながりを示すものとして例えばブラウン運動や相転移現象があります.本特集では様々な切り口から,ミクロとマクロの物理について,その境界やつながりについて着目し紹介していきます.

<表紙CGコメント>
今月号の表紙は非周期タイリングを使って作っています.非周期タイリングとは平面を数種類のタイルで埋め尽くすタイル張りで,かつ平行移動に関する周期性を持っていないものです.物理学者のペンローズによる非周期タイリングが有名ですが,非周期タイリングは高次元格子の切断・射影によって構成できることが知られています.(巴山竜来)

■特集
・「ミクロとマクロのつながりを考える」 佐々真一
・「ミクロな力学からマクロな熱平衡状態へ」
  〜統計力学への現代的入門〜
田崎晴明
・「量子情報におけるミクロ・マクロ自由度の階層性」
  〜ミクロな量子操作とマクロな量子情報の葛藤〜
藤井啓祐
・「場の量子論と流体力学のつながり」 日高義将、本郷 優
・「超弦理論と一般相対性理論がつなぐミクロとマクロ」 中村 真
・「非平衡相転移におけるミクロとマクロ」
  〜吸収状態転移の例〜
竹内一将
・「リズムのゆらぎと応答のミクロ・マクロリンク」 郡 宏
・「時間の対称性がつなぐミクロとマクロ」 佐々真一

■コラム
・「地震におけるミクロとマクロ」 波多野恭弘

■書評
・「重点解説ハミルトン力学系」
  〜可積分系とKAM理論を中心に〜
三竹大寿

■連載
・「幾何学から物理学へ 8」
  〜向き付けと捩テンソル〜
谷村省吾

■研究室の窓
・「正標数の代数幾何」 桂 利行
・「作用素環の研究」 河東泰之