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コンパクト新心理学ライブラリ 15

「心理学史」
〜 現代心理学の生い立ち 〜

大山 正(元東京大学/日本大学教授) 著

定価:2,376円(本体2,200円+税)
発行:サイエンス社
発行日:2010-09-10
ISBN 978-4-7819-1259-2 / 四六判/320頁


<内容詳細>
心理学の歴史は古代ギリシャ哲学にその起源が求められます.それが中世,近世の哲学に受け継がれ,19世紀末ドイツのヴントによる心理学実験室開設の年を心理学独立の年とされています.その後ゲシュタルト心理学,行動主義,認知心理学といった様々なアプローチの興隆をみて現在の発展へとつながっています.本書は,斯学の第一人者が,現代の心理学をよりよく理解するための一助となるべくその歴史を一望に見わたします.西洋との交流を重ねつつ発展した日本の心理学の歴史についても章を割いています.

<目次>
第1章 心理学史の展望
  心理学の起源
  心理学史の概観
  古代ギリシャの心理学的思想
  古代末期および中世の心理学

第2章 連合主義
  ギリシャ時代
  ホッブス
  ロック
  バークリー
  ヒューム
  ハートリー
  19世紀における連合主義

第3章 感覚・知覚研究
  色覚の研究
  特殊神経エネルギー説
  空間知覚
  ヘルムホルツの貢献

第4章 精神物理学
  フェヒナーと精神物理学
  精神物理学の歴史的背景
  精神物理学の影響

第5章 心理学の独立
  反応時間研究
  ヴントの生涯
  ヴントの心理学の体系
  ヴントの貢献

第6章 19世紀末の心理学
  エビングハウスの記憶研究
  ブレンターノと作用心理学
  ヴュルツブルク学派の思考研究
  感覚・知覚研究
  アメリカにおける心理学の状況
  進化論の影響

第7章 比較心理学
  ダーウィンの進化論
  ダーウィンの表情研究
  比較心理学の始まり
  アメリカにおける動物の実験心理学的研究
  ヨーロッパにおける動物行動研究
  動物の言語
  動物研究と心理学

第8章 個人差の研究
  知能の個人差の研究の起こり
  知能検査の開発
  性格の類型論
  性格の特性論

第9章 精神分析学
  フロイトの生涯と業績
  フロイトの理論の概要
  フロイトの後継者たち
  精神分析学の影響

第10章 ゲシュタルト心理学
  要素観から全体観へ
  仮現運動の研究
  要素観からの脱却
  全体による部分の規定
  群化の法則
  過去経験の効果
  現象学的方法

第11章 行動主義
  ソーンダイクの問題箱実験
  パヴロフの研究
  ワトソンの行動主義宣言
  ワトソンの主張

第12章 新行動主義
  トールマンの立場
  ハルの立場
  スキナーの立場

第13章 認知心理学
  認知心理学とは
  認知心理学の背景
  認知心理学への道
  認知心理学の展開

第14章 日本における心理学の導入と発展
  導入期
  発展期
  心理検査の導入
  精神分析学の導入
  ゲシュタルト心理学の導入
  比較心理学と行動主義の導入

心理学関連重要文献年表
引用文献
人名索引
事項索引
著者紹介