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2006年度 日本数学会出版賞受賞


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科学の最前線を紹介する月刊誌
『数理科学』は自然科学と社会科学はいまどこまで研究されているか、つねに科学の最前線を明らかにし、大学・企業で注目を浴びている雑誌です。
毎月20日発売 B5判 約100ページ 定価1030円(本体価格954円+税)※2014年5月号より


数理科学 2016年5月号 No.635

特集:「物理と認識」
− 観測と実在への様々なる問いかけ −

定価1,030円(本体価格954円+税)

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<内容詳細>

20世紀までの物理学が主として存在論をベースに成立していたとするなら,現代物理学においては,量子力学の登場によって“認識論”の役割が重要性を増してきたと思います.本特集では,歴史上の物理学の有名な問題を紹介するとともに,様々な立場において,物理学を“認識論”の観点から捉えることで,物理学が描く実在をどう認識するべきか,観測という“物質と精神の相互作用”をいかに捉えるか,といった問いに,これまでにない新しい展望の切り口を見出していきます.

■特集
・「物理学に“認識”をしっかり取り込む」 細谷暁夫
・「二重スリットの実験」
  〜外村 彰さんの思い出〜
江沢 洋
・「ハイゼンベルクが考えた不確定性関係」 小澤正直
・「相対性と認識」
  〜同時性,双子のパラドックス,ブラックホールの事象の地平〜
石橋明浩
・「インフォメーション・パラドックスとはなにか」
  〜ブラックホールと認識?〜
夏梅 誠
・「エントロピーの認識論的理解」 丸山耕司
・「実在と認識」
  〜ミクロ・マクロ双対性から〜
小嶋 泉
・「常識を逸脱すること,それが新たな認識となること」
  〜量子情報の場合〜
井元信之

■コラム
・「違うとはどういうことか」 田口善弘

■書評
・「数物系のためのシンプレクティック幾何学入門」 小西由紀子

■連載
・「微分方程式を考える 16」
  〜対称性と微分作用素〜
小澤 徹
・「数学雑話 3」
  〜Minkowskiの不等式とFanの不等式〜
山本哲朗
・「経路積分と量子解析 16」
  〜熱場ダイナミクスの定式化と非平衡統計物理への応用(2)〜
鈴木増雄

数理科学 2016年5月発売予定
特集:自然界を支配する偶然の構造
 − 様々な数理科学への確率論的アプローチ −
予価:1,030円
立読みする
<内容>
数理科学に現れる様々な現象には,偶然性が支配する場面が数多くあります.実際,微粒子のランダムな動きや結晶成長など自然界に見られる現象から,株価変動やネットワークのように人間が関与する現象まで多種多様な例が挙げられます.近代確率論は,このような偶然性が支配する現象に動機付けを持ち,これらを数理的にモデル化して数学理論を築き上げることにより飛躍的に発展し,さらには当該現象の解明にも大きく貢献してきました.本特集では,現代確率論と様々な数理科学との関わりを紹介していきます.