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2006年度 日本数学会出版賞受賞


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科学の最前線を紹介する月刊誌
『数理科学』は自然科学と社会科学はいまどこまで研究されているか、つねに科学の最前線を明らかにし、大学・企業で注目を浴びている雑誌です。
毎月20日発売 B5判 約80ページ 定価1000円(本体価格952円+税)


数理科学 2016年9月号 No.639

特集:「摂動論を考える」
− 物理現象の真の姿を探るために −

定価1,030円(本体価格954円+税)

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<内容詳細>

物理現象の中で数学的に厳密に解くことができない問題の近似解を求めるための方法の一つに摂動論があります.物理ではとりわけ天体力学や量子力学,素粒子物理学の中で重要な役割を果たしており,物理学の諸分野では必須のテーマかと思います.本特集では摂動論について基礎的な事項から最先端の話題まで紹介していきます.

<表紙CGコメント>
先月号の表紙で使ったプログラムを元に,直方体を構成して3Dモデルを作り,それを陰影処理して描画しています.絵の各要素の配置や形は数式によって定められており,パラメータ変数を動かして無数に生成された選択肢の中から「選ぶ」ことによって絵を作っています.このような手法で作られたものは,ジェネラティブアート,またはパラメトリックデザイン,アルゴリズミックデザインなどと呼ばれ,デザインや建築などで近年実践的に使われています.
(巴山竜来)

■特集
・「摂動論の現代的意義」 坂井典佑
・「天体力学と摂動論」 吉田春夫
・「宇宙の揺らぎと摂動論」 佐々木 節、成子 篤
・「物性物理学における摂動」 小形正男
・「場の量子論の摂動論とくりこみ理論」 青木健一
・「超弦理論と摂動論」
  〜超弦理論は摂動論─その真の姿は?〜
大川祐司
・「摂動論と複素化」 福嶋健二
・「摂動級数の発散と非摂動効果」
  〜リサージェンス理論の量子論への応用〜
三角樹弘

■コラム
・「ミューオンの異常磁気能率」 早川雅司

■連載
・「例題形式で探求する代数学のエッセンス 14」
  〜軌跡〜
小林正典
・「経路積分と量子解析 19」
  〜緩和現象のカノニカル理論〜
鈴木増雄