振動・波動演習

書影

理工基礎物理学演習ライブラリ  5

振動・波動演習

定価:
1,760
(本体:1,600円+税)
難易度:入門

発行日:1989年9月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0557-0

サイズ:並製A5

ページ数:168ページ

在庫:品切れ

内容詳細

「理工基礎振動・波動」にそった演習書.付録としてよく使われる公式,フーリエ級数等を収録した.基本法則から実際の振動・波動がどのように形成されるか分析的に理解する.

目次

1 単振動
1-1 バネ振子
1-1-1 運動方程式の解法
1-2 減衰振動
1-2-1 減衰振動の運動方程式
1-3 その他の単振動
1-3-1 単振子
1-3-2 サイクロイドにそった振動子
1-3-3 電気振動子
2 連成系振動
2-1 2質点連成系
2-1-1 2質点連成系
2-1-2 1固定端連成系
2-2 多質点連成系
2-2-1 3質点連成系
2-2-2 2質点連成系に抵抗力が加わった場合
3 波動と弦の振動
3-1 波の伝播
3-1-1 弾性波の波動方程式
3-1-2 弦の振動
4 振動の励起
4-1 バネ振子の強制振動
4-1-1 抵抗のある場合の強制振動
4-2 連成振動の励起
4-2-1 連成振動の励起
4-3 パラメータ励起
4-3-1 パラメータ励起
4-4 強制振動の実際の例
5 2次元,3次元の波動
5-1 2次元,3次元の波
5-1-1 波の速度とλx,λyの関係
5-1-2 平面波
5-2 波の運動方程式,ドップラー効果
5-2-1 膜の振動
5-2-2 水面波
5-2-3 音波
5-2-4 球面波
6 定常波とその重ね合せ
6-1 有限の長さをもつ弦の振動
6-1-1 進行波の重ね合せとしての定常波
6-1-2 弦の振動
6-1-3 管の中の音波
6-1-4 膜の定常解
6-1-5 マイクロ波の導波管
7 波の屈折と反射
7-1 屈折と反射
7-2 波動の理論
7-3 キルヒホッフの理論
7-3-1 水面波の屈折
7-3-2 反射率と透過率
7-3-3 フェルマーの原理
8 干渉I
8-1 2波の干渉
8-1-1 ヤングの干渉図形
8-1-2 フレネルの鏡
8-1-3 うなり
8-2 種々の干渉計
8-2-1 バイプリズム干渉計
8-3 実際の干渉縞の強度分布
8-3-1 干渉望遠鏡
9 干渉II
9-1 薄膜と問題による干渉
9-1-1 薄膜による干渉
9-1-2 ニュートン環
9-2 干渉縞のコントラスト
9-2-1 干渉縞のコントラスト
9-2-2 多重反射の効果
9-3 薄膜干渉の応用
9-3-1 反射防止膜
9-4 干渉計
9-4-1 マイケルソン・モーレイの実験
10 孔による回折
10-1 スリットによる回折
10-1-1 スリットによる回折I
10-1-2 スリットによる回折II
10-2 孔による回折
10-2-1 矩形の孔による回折の一般論
10-2-2 円形の孔による回折
10-2-3 多数の小孔による回折
10-3 光学機器の分解能\r
10-3-1 航空写真
10-4 フレネル回折
10-4-1 真直な端によるフレネル縞
11 回折格子
11-1 1次元格子(回折条件,構造因子)
11-1-1 回折格子からの回折線の一般理論
11-1-2 回折格子による波長測定の分解能\r
11-1-3 構造因子
11-2 2次元回折格子
11-2-1 回折格子による波長測定
11-3 3次元回折格子
11-3-1 3次元回折格子による回折条件
12 電子波
12-1 電子の加速と屈折
12-1-1 電子に対する屈折の法則
12-1-2 電子レンズ
12-1-3 電子の速度
12-2 電子波
12-2-1 電子波の波長
12-3 電子の波動的性質
12-3-1 電子回折
13 付録 数学ノート
14 問題解答

サポート情報

関連書籍