認知科学のフロンティアI

書影

CognitiveScience&InformationProcessing  別巻1

認知科学のフロンティアI

定価:
2,750
(本体:2,500円+税)

発行日:1991年9月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0622-5

サイズ:上製A5

ページ数:224ページ

在庫:品切れ

内容詳細

認知科学の個別の研究領域に自ら精力的に取り組んでいる新進気鋭の研究者が,現在追求しているHOTな研究テーマをわかりやすい語り口で紹介・解説する.全3巻で構成し,内容は,空間認識・記憶と意識といった基礎的な認知過程から,比喩の理解,情動,目撃証言といった高次の認知過程の話題まで幅広く含まれている.認知科学の最前線を伝える,刺激に満ちた書.

目次

1 視覚的補間 隠されたものを見通すはたらきを探る
1-1 ポッゲンドルフ錯視 視覚的補間の失敗例?
1-2 地の知覚 補間された領域はどのように表現されているか
1-3 視覚的ファントム 連結された領域が実際に見える
1-4 大細胞系 視覚的補間の担い手?
1-5 2種類の輪郭 隠蔽されていてもなぜ対象がわかるのか
1-6 上向きの推論過程としての視覚的補間 「見ることは賭けである」の意味
2 知識の構造と文章理解
2-1 行動の系列に関する知識
2-2 物語の構造
2-3 テキストの処理過程
3 認知地図
3-1 研究分野
3-2 認知地図の基本構成要素
3-3 交差点の直線化現象
3-4 距離の脳内表現
3-5 未知の経路の全体距離と全体時間の推定
3-6 個別場所の再認率と混入の原因
3-7 認知地図における魔法の数7+-2と地図の形の偏り
3-8 今後の研究課題
4 ファジィ理論と認知
4-1 はじめに
4-2 ファジィ集合とは
4-3 ファジィ集合における補集合
4-4 ファジィ集合における共通集合と和集合
4-5 ファジィ論理
4-6 ファジィ演算をめぐる問題
4-7 ファジィ演算の選択をめぐる問題
4-8 おわりに
5 実践的認知研究としての「認知カウンセリング」
5-1 認知カウンセリングとは
5-2 認知カウンセリングの実例:問題解決学習における「教訓帰納」
5-3 心理学的基礎研究との関連
5-4 結びにかえて:認知カウンセリングで得られる「つながり」
6 認知操作のための言語的方略 「弁明」研究の展開
6-1 はじめに 帰属研究の展開
6-2 問題領域の設定 「弁明」研究の位置づけ
6-3 言語的方略の分類
6-4 弁明状況の分類
6-5 弁明の使用に関する実証的研究
6-6 弁明の効果に関する実証的研究
6-7 むすび 弁明研究の課題

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