認知と思考

書影

 

認知と思考

思考心理学の最前線
定価:
2,530
(本体:2,300円+税)

発行日:1994年4月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0727-7

サイズ:並製A5

ページ数:240ページ

在庫:品切れ

内容詳細

日常のさまざまな思考の現象はどのように説明されるのか.本書は思考についての基本的な研究を広く説明し,更に80年代,90年代における新たな知見も含めた従来にない解説書である.

目次

1 認知と思考
1-1 認知と思考の概念
1-2 思考心理学小史
1-3 思考心理学研究の枠組み
1-4 本書の構成と取り扱う範囲
2 概念
2-1 概念の働き
2-2 明確に定義された概念
2-3 日常生活に見られる概念
2-4 概念に関する日常生活の約束ごと
3 判断と意思決定
3-1 意思決定研究とは
3-2 結果の主観的な価値
3-3 確率の主観的価値
3-4 現実的な場面での熟達者の判断
3-5 研究上の視点
4 演繹推理
4-1 命題推理 ブレインによる抽象ルール説
4-2 4枚カード問題での条件推理 実用的推理スキーマ説
4-3 定言三段論法 メンタルモデル説
5 帰納推理
5-1 帰納推理と概念形成
5-2 帰納推理の方略
5-3 類推と知識の転移
6 問題解決と知能\r
6-1 問題解決
6-2 知能\r
7 数学の問題解決
7-1 数学の問題解決とは
7-2 数学の問題解決と知識
7-3 ヒューリスティック
7-4 解決活動の制御
7-5 信念システムと問題解決の実践の文化
8 自然科学の問題解決
8-1 はじめに
8-2 必要な公式をどう選ぶか 知識の手続き化
8-3 問題の見え方が異なる理由 知識の構造化
8-4 まとめ
9 日常認知
9-1 日常認知研究とは何か
9-2 日常認知研究のいくつかのトピック
9-3 日常認知研究の意味
10 認知発達
10-1 ピアジェの理論
10-2 対象の永続性
10-3 数・量の保存
10-4 自己中心的言語

サポート情報

関連書籍