学習の心理

書影

コンパクト新心理学ライブラリ  2

学習の心理

行動のメカニズムを探る
定価:
1,650
(本体:1,500円+税)
難易度:入門

発行日:2000年6月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0953-0

サイズ:並製四六

ページ数:216ページ

在庫:品切れ

内容詳細

本書は学習心理学をはじめて学ぶ大学生・短大生のためのテキストです.半年の講義にも対応するよう,学習心理学のエッセンスをコンパクトにまとめました.基礎的な学習理論から最新の研究成果までをビジュアルな図版を用いて,気鋭の著者がやさしく解説しました.好評の「新心理学ライブラリ」のコンパクト版の第2巻目です.左右見開き形式・2色刷.

目次

1 「学習」について学ぶ
1-1 学習とは
1-2 学習研究の方法
1-3 学習研究はどのように役立つか?
1-4 人間の学習と動物の学習
1-5 生得的行動
1-6 参考図書
2 馴化と鋭敏化
2-1 馴化
2-2 馴化現象を応用した知覚・認知研究
2-3 鋭敏化
2-4 参考図書
3 古典的条件づけ1:基本的特徴
3-1 古典的条件づけの獲得
3-2 刺激般化
3-3 条件づけの保持
3-4 情動反応の条件づけ
3-5 消去
3-6 外制止と脱制止
3-7 拮抗条件づけ
3-8 古典的条件づけに影響を及ぼす諸要因
3-9 参考図書
4 古典的条件づけ2:信号機能\r
4-1 複雑な古典的条件づけ
4-2 古典的条件づけにおける刺激性制御
4-3 刺激の情報価とレスコーラ=ワグナー・モデル
4-4 形態的学習と階層的学習
4-5 条件興奮と条件制止
4-6 随伴性空間と真にランダムな統制手続き
4-7 条件制止の検出
4-8 参考図書
5 古典的条件づけ3:学習の内容と発現システム
5-1 古典的条件づけで何が学習されるか?
5-2 反応の遂行
5-3 古典的条件づけの適応的意味
5-4 参考図書
6 オペラント条件づけ1:基礎
6-1 オペラント条件づけとは?
6-2 歴史的背景
6-3 オペラント条件づけの基礎
6-4 オペラント条件づけの普遍性
6-5 オペラント反応の形成
6-6 参考図書
7 オペラント条件づけ2:強化・消去と罰・強化スケジュール
7-1 強化
7-2 反応としての強化:プレマックの原理
7-3 反応頻度を減少させるオペラント条件づけ
7-4 消去
7-5 罰
7-6 強化スケジュール
7-7 強化スケジュール後の消去
7-8 複合強化スケジュール
7-9 参考図書
8 オペラント条件づけ3:刺激性制御
8-1 弁別
8-2 刺激般化
8-3 参考図書
9 概念学習・観察学習・問題解決
9-1 概念学習
9-2 観察学習
9-3 問題解決行動
9-4 参考図書
10 記憶と学習
10-1 記憶と学習
10-2 短期記憶
10-3 長期記憶
10-4 イメージの記憶
10-5 参考図書
11 引用文献
12 人名索引
13 事項索引
14 執筆者紹介

サポート情報

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