レポート・卒業論文の書き方

書影

心理学セミナーテキストライブラリ  1

心理学のための

レポート・卒業論文の書き方

定価:
2,090
(本体:1,900円+税)
難易度:入門

発行日:2005年3月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1078-9

サイズ:並製B5

ページ数:224ページ

在庫:品切れ

内容詳細

心理学を学ぶ上で必要不可欠な実験・実習レポート,そして卒業論文.その書き方を,指導経験豊富な著者が多くの実例を掲げながら,分かりやすく解説しました.実験系のみならず臨床系も視野に入れ,実習・見学レポートの書き方,卒業論文でよく使われる質問紙の作成法も指南した,レポート・卒業論文手引き書の決定版です.読みながら基礎知識を参照できるよう,章末に囲み記事を収録しました.

目次

第1章 実験・実習レポートとは?
1.1 なぜレポートを書くのか?
1.2 心理学でのものの考え方
1.3 心理学の実験の意味
1.4 行動観察の重要性
1.5 実験の技術の伝達
1.6 実験条件の制約
1.7 心理学科の教育・指導の目的
1.8 臨床系の学生に
1.9 再び、なぜレポートを書くのか?
1-10 実験指導の先生方に

第2章 実験レポートの書き方
2.1 ある実験演習の試み
2.2 実験の実施
2.3 実験レポートを書くことの意味
2.4 実験レポートの書式
2.5 実験レポートの内容
2.6 実験レポートの細部
2.7 影響のある・なし
2.8 実験の副次的な狙い
2.9 一般実験での統計の扱い方
2.10 ワープロ・ソフトの誤字
2.11 実験レポートの評価
2.12 レポートを書いた経験

第3章 実験レポートの実例
3.1 「長さの錯視」実験の手引き
3.2 「長さの錯視」のレポート
3.3 「認識的葛藤」実験の手引き
3.4 「認識的葛藤」のレポート
3.5 「問題解決」実験の手引き
3.6 「問題解決A:川渡り問題」実験の手引き
3.7 「問題解決A:川渡り問題」レポート
3.8 「問題解決B:組合せ問題」実験の手引き
3.9 「問題解決B:組合せ問題」レポート
3.10 Y−G性格検査の手引き
3.11 Y−G性格検査のレポート
3.12 心理テストの狙い
3.13 「一般実験」の種目に心理テストを含めることの意味
3.14 普通のレポート

第4章 実習・見学レポート
4.1 実習や見学の狙い
4.2 臨床実習の進め方
4.3 施設見学の注意点
4.4 実習・見学ノート
4.5 臨床実習の小レポート
4.6 臨床実習のまとめレポート
4.7 施設見学レポートの実例

第5章 質問紙調査の進め方
5.1 調査研究の狙い
5.2 質問紙調査の問題点
5.3 準備のノート
5.4 質問紙調査票の作り方
5.5 回答者(被調査者)の選び方
5.6 面接の併用
5.7 調査データの整理
5.8 質問紙調査票の実例

第6章 卒業論文の進め方
6.1 卒業研究のためのノート
6.2 論文を書いた体験
6.3 主題の選び方
6.4 主題選びの実例
6.5 卒業論文の表題をどう付けるのか
6.6 先行研究を調べる
6.7 卒業論文の日程・期日の制約、指導の先生
6.8 仮説検証法
6.9 予備実験から本実験へ
6.10 実験の実施と集計など
6.11 統計の扱い(とくに先生方へ)
6.12 記述の仕方、用語の使い方
6.13 論文の構成
6.14 図と表の書き方、注の付け方
6.15 パソコンのワープロ・ソフトによる卒業論文の編集の仕方
6.16 口頭試験と口頭発表\r
6.17 卒業論文はどの点が評価されるのか
6.18 臨床系の卒業論文
6.19 アクションの効果
6.20 質的なデータの扱い方

第7章 卒業論文の実例
7.1 表題の付け方、主題と副題の組合せ
7.2 卒業論文の6つの実例
7.3 実験研究に基づく論文の実例
7.4 指導教授の注釈
7.5 質問紙調査法に基づく論文の実例
7.6 指導教授の注釈

引用文献

参考文献

索引


サポート情報

関連書籍