幼児心理学への招待[改訂版]

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新心理学ライブラリ  2

幼児心理学への招待[改訂版]

子どもの世界づくり
定価:
3,135
(本体:2,850円+税)
難易度:入門

発行日:2008年3月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1182-3

サイズ:並製A5

ページ数:360ページ

在庫:在庫なし

内容詳細

発達・保育等の分野で定評ある教科書の改訂版.近年,進展の目覚ましい脳・神経科学の研究成果から明らかとなった幼児の認知メカニズムについて解説を加えた.また,幼児を取り巻く環境の変化に鑑み,本・テレビ・テレビゲームといったメディアの与える影響,危険や犯罪に巻き込まれないための安全教育といった事柄にも言及した.視覚的な理解にも配慮し,新たに2色刷とした.

目次

第I部 世界づくりの開始
1章 人間の発達の特性―ヒト~人へ,そして人間へ
  1.1 人間は進化の産物
  1.2 人間に特有な出産の仕組み
  1.3 母子関係の成立の基礎
  1.4 文化からの学習

2章 人間発達の可塑性―人間の発達と初期環境
  2.1 孤立する家族のなかにいる子ども
  2.2 養育放棄されたきょうだい
  2.3 子どもは変わる・大人も変わる―人間の発達の無限の可塑性
  2.4 青年期は第2の誕生期

3章 ことばの獲得―言語獲得に制約をあたえるもの
  3.1 言語獲得の生得的な制約
  3.2 言語獲得の過程
  3.3 言語獲得の認知的制約
  3.4 生活世界の制約

4章 人と人との関わり―親子・仲間との関係で育つもの
  4.1 対人関係の発達
  4.2 幼児期の仲間関係と社会化

5章 自己意識の発達
  5.1 自我の発達段階
  5.2 自己意識の確立
  5.3 他者との社会的やり取りによる自己の育ち
  5.4 他律から自律へ

第II部 世界づくりの展開
6章 言語の諸機能の発達―考えることばの獲得
  6.1 ことばの認識に関わる機能とやり取りに関わる機能
  6.2 人とのやり取りのことば
  6.3 考える道具としてのことば
  6.4 考える手段としての働き

7章 世界を知る手段の充実―認知機能の発達
  7.1 ピアジェの認知発達理論
  7.2 幼児期の認知発達の特徴
  7.3 子ども観の変容
  7.4 認知発達についての情報処理理論の展開
  7.5 世界についての「理論」

8章 数の概念の発達
  8.1 数唱・計数
  8.2 計数能力の発達
  8.3 計数への習熟
  8.4 新しい手続きの生成
  8.5 数概念の発達の援助

9章 想像力の開花―ディスコース・物語の成立
  9.1 想像力の発達
  9.2 物語を成り立たせる技法
  9.3 物語るための仕組み

10章 読み書き能力の獲得
  10.1 文字学習の特質
  10.2 読み書きの習得
  10.3 何が学ばれるべきか

11章 学びの変化―話しことばと書きことば
  11.1 幼児期から児童期にかけてのことばの発達過程
  11.2 プレリテラシーからリテラシーの確立へ
  11.3 リテラシーの習得が何をもたらすか
  11.4 学びの変化

第III部 生活世界からの学び
12章 メディアからの学習I―絵本が育むもの
  12.1 物語の理解の枠組み
  12.2 絵本から学ぶもの
  12.3 絵本の機能
  12.4 本好きの子どもはどのように育つか

13章 メディアからの学習II―テレビやビデオ,テレビゲームの役割
  13.1 幼児の生活とテレビ
  13.2 テレビの理解の発達
  13.3 テレビから学ぶもの
  13.4 メディア環境の急激な変化は子どもの生活をどう変えたか

14章 母親・家族の関わり―しつけの果たす役割
  14.1 しつけとはなにか
  14.2 子どもの発達に応じた母親の関わり方の違い
  14.3 対人関係のなかで育まれる子どもの自律
  14.4 幼児の暮らしの安全・安心
  14.5 他律~自律への道

15章 保育の中での育ち―保育者の関わり
  15.1 自律性を育む保育の原則
  15.2 保育の展開
  15.3 保育室での働きかけ

参考図書
引用文献
人名索引
事項索引

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