数値計算入門[第2版]

UNIX & Information Science  5

C言語による

数値計算入門[第2版]

解法・アルゴリズム・プログラム
定価:
3,080
(本体:2,800円+税)
難易度:入門

発行日:2025年7月10日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1633-0

サイズ:並製B5

ページ数:272ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

長年にわたり好評を得てきた入門書の改訂版.数値解法の導出に関する数学的な背景を丁寧に述べた上で,具体的なアルゴリズム・プログラムを示している.本改訂では偏微分方程式の数値解析についても新たに章を設けた.

目次

第1章 数値計算の基礎知識
  1.1 浮動小数点数
  1.2 数値計算による誤差
  1.3 IEEE754規格
  1.4 IEEE754の特殊な数
  1.5 IEEE754の丸めモード
  1.6 マシンイプシロン

第2章 基本的な操作と演算
  2.1 本書のプログラム設計方針
  2.2 領域の動的確保
  2.3 データの入出力
  2.4 行列とベクトル
  2.5 並べ換え
  2.6 ノルム
  2.7 高精度な和を求める方法
  2.8 乱数を使ったデータの生成

第3章 連立一次方程式の直接解法
  3.1 ガウス消去法
  3.2 部分ピボット選択付きガウス消去法
  3.3 LU分解
  3.4 スケーリング
  3.5 コレスキー分解法

第4章 非線形方程式
  4.1 2分法
  4.2 反復法と縮小写像の原理
  4.3 ニュートン法
  4.4 収束の速さ
  4.5 割線法
  4.6 連立非線形方程式に対するニュートン法

第5章 連立一次方程式の反復解法
  5.1 反復法の原理
  5.2 ヤコビ法
  5.3 ガウス・ザイデル法
  5.4 SOR法
  5.5 共役勾配法

第6章 関数近似と補間
  6.1 最小2乗近似による関数近似
  6.2 ラグランジュ補間
  6.3 ニュートン補間

第7章 数値積分
  7.1 ニュートン・コーツ公式
  7.2 台形公式
  7.3 シンプソン公式
  7.4 数値積分による誤差
  7.5 重積分
  7.6 ロンバーグ法

第8章 常微分方程式
  8.1 1段階法と多段階法
  8.2 オイラー法
  8.3 ホイン法
  8.4 ルンゲ・クッタ法
  8.5 アダムスの公式
  8.6 高階微分方程式と連立微分方程式
  8.7 境界値問題

第9章 偏微分方程式
  9.1 2次元ポアソン方程式
  9.2 1次元熱伝導方程式
  9.3 1次元波動方程式

第10章 固有値問題
  10.1 べき乗法
  10.2 QR法

第11章 多倍長演算
  11.1 多倍長演算の基本
  11.2 πの計算

付録A GnuplotをC言語から使う

参考文献
索引
関数索引

サポート情報

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