制御工学の基礎

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電子・通信工学  11

制御工学の基礎

定価:
2,585
(本体:2,350円+税)
難易度:入門

発行日:2014年12月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-86481-024-1

サイズ:上製A5

ページ数:208ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

理工系の基礎教養として必要となる制御の概念について,図を多く用いてわかりやすく解説.制御工学の基本的な内容を中心に,その考え方をよりよく学べるよう工夫・配慮した好個の教科・参考書.

目次

第1章 「制御」とは
  1.1 定義
  1.2 制御の幅広さ
  1.3 「手順の制御」と「量の制御」
  1.4 境界は画一的ではない
  1章の問題

第2章 量の制御とフィードバック
  2.1 量の制御
  2.2 外乱による影響
  2.3 フィードバックの役割
  2.4 フィードバック制御系に発生する現象
  2章の問題

第3章 制御系の表現-ブロック線図-
  3.1 信号の伝達
  3.2 ブロック線図の構成
  3.3 ブロック線図の等価変換
  3章の問題

第4章 制御系の数学的基礎-ラプラス変換-
  4.1 要素の入出力における微分や積分関係
  4.2 ラプラス変換と微分,積分
  4.3 ラプラス変換の利用法
  4.4 ブロック線図とラプラス変換
  4章の問題

第5章 制御系の基本要素の伝達関数
  5.1 ブロックの伝達関数
  5.2 比例要素
  5.3 微分要素
  5.4 積分要素
  5.5 1次遅れ要素
  5.6 2次遅れ要素
  5.7 むだ時間要素
  5章の問題

第6章 基本要素の伝達関数と特徴
  6.1 要素の特徴
  6.2 比例要素とゲイン
  6.3 1次遅れ要素と時定数
  6.4 2次遅れ要素と減衰係数・固有角周波数
  6章の問題

第7章 制御系のモデリングと特性把握
  7.1 貯水タンクの水位制御の例
  7.2 温度測定の例
  7.3 電動舵取り装置の例
  7章の問題

第8章 フィードバック制御系の構成
  8.1 制御系の構成の基本
  8.2 フィードバック制御系の機能要素と構成
  8.3 フィードバック制御系の特徴に関わる伝達関数
  8章の問題

第9章 フィードバック制御系の定常特性
  9.1 フィードバック制御系における定常偏差
  9.2 目標値と定常偏差
  9.3 外乱による影響
  9章の問題

第10章 フィードバック制御系の過渡特性
  10.1 フィードバック制御系の伝達関数
  10.2 1次遅れ系の過渡応答
  10.3 2次遅れ系の過渡応答
  10章の問題

第11章 フィードバック制御系の周波数特性
  11.1 周波数応答
  11.2 ベクトル軌跡
  11.3 ボード線図
  11.4 一般の伝達関数の取り扱い
  11章の問題

第12章 フィードバック制御系の安定性
  12.1 制御量の目標値への収束と負帰還
  12.2 系の遅れや増幅度と安定性
  12.3 ボード線図と安定判別
  12章の問題

第13章 フィードバック制御系の特性補償
  13.1 安定性の改善
  13.2 安定性改善の方針
  13.3 ゲイン補償法
  13.4 遅れ補償法
  13.5 進み補償法
  13.6 フィードバック補償
  13章の問題

第14章 フィードバック制御系の性能向上
  14.1 定常偏差への対応
  14.2 偏差変動への対応
  14.3 PID動作
  14章の問題

問題解答
キーワード索引
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