土木と環境の計画理論

書影

土木・環境工学  A5

土木と環境の計画理論

3つの並行プロセスによる計画づくり
定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:中級

発行日:2021年4月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-86481-074-6

サイズ:上製A5

ページ数:256ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は土木計画学を学部から大学院向けに解説.計算理論に留まらず,状況や様々な価値観を俯瞰しつつ社会や地域の選択・決定のありかたを理論化して示すことに重点を置いた.図を多く配置するなど好個の教科・参考書.

目次

第1章 計画理論の基礎
  1.1 計画理論の概観
  1.2 計画の7つの要素
  1.3 計画の主体
  1.4 計画の種別と対象
  1.5 計画の目的と目標
  1.6 計画の手段と土木事業
  1.7 計画の構成,体系,手続き
  本章のまとめ
  1章の問題

第2章 計画の手段
  2.1 計画の手段の選択
  2.2 自動車交通と計画の手段
  2.3 制約条件から手段,目的へ発展した都市の環境問題
  2.4 都市の土地利用と交通
  2.5 手段としての交通政策の展開
  本章のまとめ
  2章の問題

第3章 計画の体系
  3.1 土木と環境の計画体系
  3.2 上位計画の特徴
  3.3 上位計画から計画実施に至る体系
  3.4 防災,安全,環境に配慮した地域の上位計画の体系化
  3.5 ネットワーク計画と概略計画の組合せ体系
  本章のまとめ
  3章の問題

第4章 計画の哲学
  4.1 土木計画の決め方
  4.2 投票による決定の条件
  4.3 計画に関わる価値の体系
  4.4 対話的合理性と手続き正義論
  4.5 計画の哲学
  本章のまとめ
  4章の問題

第5章 3つの並行する計画プロセス
  5.1 計画の基本方程式
  5.2 計画理論の発展と段階原理プロセス
  5.3 計画策定における広義の正の条件
  5.4 3つの並行する計画プロセスの定立
  5.5 3つの並行する計画プロセスの運用手順
  本章のまとめ
  5章の問題

第6章 科学・技術検討と技術検証プロセス
  6.1 科学・技術検討と技術検証プロセス
  6.2 統計・データと分析・予測
  6.3 ランダム効用理論と需要予測
  6.4 計画の評価
  本章のまとめ
  6章の問題

第7章 市民参画プロセス
  7.1 市民参画プロセスの背景と専門家の役割
  7.2 市民参画プロセスの理論
  7.3 計画づくりにおけるコミュニケーションの理論
  7.4 市民参画による計画づくりの実践
  本章のまとめ
  7章の問題

章末問題の解答
引用文献・参考文献
図表典拠
索引

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