コア・テキスト 国際金融論

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コア・テキスト 国際金融論

定価:
3,080
(本体:2,800円+税)
難易度:入門

発行日:2006年10月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-104-2

サイズ:上製A5

ページ数:352ページ

在庫:品切れ

内容詳細

初めて国際金融論に触れる読者を想定した入門テキスト.国際金融論の根底にある経済学的視点や基本的概念を,できる限り噛み砕いて解説.読者に求める予備知識は最小限に抑え,技術的詳細よりも経済理論が示唆するものの直感的理解を促す議論・解説を優先した.適宜現実の経済データや事例も取り入れて,読者が理論と現実の両方を結びつけながら学べることを目指す.

目次

序章 国際金融論とは

第I部 基本的視点
1 基本的視点の設定
  1.1 経済学の基本的な考え方
  1.2 金融取引の意味と効果
  1.3 国際的視点:国境を越えた経済取引を考える

2 マクロ的視点の導入:国民経済計算と国際収支会計
  2.1 国民経済計算:国内経済活動の集計
  2.2 GDP の構成要素
  2.3 国際収支会計:対外取引の集計

第II部 貨幣と為替レート
3 貨幣とマクロ経済
  3.1 貨幣とその役割
  3.2 資産としての貨幣とその特徴
  3.3 貨幣需要
  3.4 貨幣供給
  3.5 貨幣市場の均衡
  3.6 貨幣と物価:経済分析における短期と長期

4 為替レートと外国為替市場
  4.1 貨幣と名目為替レート
  4.2 相対価格と実質為替レート
  4.3 実効為替レート
  4.4 外国為替市場
  4.5 直物(スポット)レートと先渡(フォワード)レート
  4.6 通貨派生取引(デリバティブ)

5 金利と為替レート:資産市場における裁定と均衡為替レートの考察
  5.1 金利裁定とカバー付利子平価
  5.2 カバーなし利子平価と均衡為替レート
  5.3 貨幣市場と外国為替市場:利子率と名目為替レート
  5.4 リスク・プレミアム
  5.5 時間の経過と均衡の変遷

6 物価と為替レート:生産物市場における裁定と均衡為替レートの考察
  6.1 生産物の相対価格と裁定
  6.2 購買力平価
  6.3 購買力平価に基づく名目為替レートのモデル
  6.4 実質為替レートの長期的変動

第III部開放マクロ経済と政策:金融・財政政策と為替政策
7 為替レートと実体経済
  7.1 総需要と総供給
  7.2 総需要とその決定要因I:内需
  7.3 総需要とその決定要因II:外需
  7.4 生産物市場の短期均衡
  7.5 経常収支の考察

8 為替レートと開放マクロ経済政策
  8.1 生産物市場と資産市場の同時均衡:閉鎖経済のケース
  8.2 開放経済への拡張:マンデル・フレミング・モデル
  8.3 変動相場制度における金融・財政政策の効果
  8.4 国際資本移動の規制と政策効果
  8.5 予想の変化と政策効果
  8.6 短期から長期への均衡の変遷

9 為替政策:為替介入と為替相場制度
  9.1 為替相場制度の選択
  9.2 為替介入
  9.3 固定相場制度
  9.4 固定相場制度下の金融・財政政策:マンデル・フレミング・モデル再訪
  9.5 通貨同盟と最適通貨圏

第IV部発展的トピック
10 国際金融を取り巻く難問
  10.1 債務危機
  10.2 通貨危機
  10.3 通貨危機のメカニズムI:ファンダメンタルズ
  10.4 通貨危機のメカニズムII:自己実現
  10.5 通貨危機のメカニズムIII:伝染
  10.6 国際金融をめぐる論争:市場の失敗と政府の失敗

11 為替レートの理論と現実:実証分析と為替レートをめぐるパズル
  11.1 実証研究の役割と必要性
  11.2 利子平価に関するパズル:フォーワード・ディスカウント・バイアス・アノマリー
  11.3 実質為替レートに関するパズル:PPP パズル
  11.4 名目為替レートに関するパズル:ディスコネクト(分離)・パズル
  11.5 国際金融の理論と現実:最後に

文献案内
参考文献
復習問題略解
索引

サポート情報

その他

正誤表



「コア・テキスト 国際金融論」 サポートページ



■ 正誤表

藤井英次著「コア・テキスト 国際金融論」初版第1刷に誤りがございましたので, お詫びして訂正いたします.
場所
29 図1.6 Δc ΔC  
29 図1.6 消費c 消費C  
29 下から5行目 ct Ct  
29 下から5行目,2行目 Δc ΔC  
161 上から13行目 k=lnK k=-lnK  

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