基本講義 手形・小切手法 第2版

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ライブラリ 法学基本講義  11

基本講義 手形・小切手法 第2版

定価:
2,838
(本体:2,580円+税)
難易度:入門

発行日:2018年12月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-288-9

サイズ:上製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

コンパクトな手形法・小切手法の教科書として多くの学修者・受験生に好評のテキストの最新版.2017年の民法(債権関係)の改正法成立,2018年の商法改正法成立に対応して内容を改訂し,さらに手形に代わる仕組みとなる電子記録債権法などについても補論で解説を加えた.一方で記述項目を精選し,半期の講義により適したスリムな内容となるよう配慮されている.読みやすい2色刷.

目次

第1編 総論
第1章 手形・小切手の意義・法的構造
  1.1 約束手形
  1.2 為替手形
  1.3 手形の裏書
  1.4 小切手
  1.5 小切手と手形の違い

第2章 手形・小切手の経済的機能と銀行取引
  2.1 支払の手段 小切手
  2.2 信用の手段 約束手形
  2.3 送金・取立の手段
  2.4 約束手形・小切手と銀行取引

第3章 有価証券
  3.1 有価証券とは何か
  3.2 権利行使における証券の意義
  3.3 権利譲渡における証券の意義
  3.4 権利の存在および内容に関する証券の意義

第2編 手形行為
第4章 手形行為の意義と特性
  4.1 手形行為の意義
  4.2 手形行為の特性

第5章 手形行為の成立要件
  5.1 署名
  5.2 手形の交付

第6章 手形行為の有効要件
  6.1 手形権利能力
  6.2 手形行為能力
  6.3 手形行為と公序良俗違反
  6.4 意思表示に関する民法の規定

第7章 他人による手形行為
  7.1 他人による手形行為の方式
  7.2 実質的要件

第8章 無権代理と偽造
  8.1 無権代理
  8.2 偽造
  8.3 表見代理

第3編 約束手形
第9章 振出
  9.1 振出の意義および効力
  9.2 基本手形
  9.3 手形要件
  9.4 有益的記載事項
  9.5 無益的記載事項
  9.6 有害的記載事項

第10章 白地手形・手形の変造
  10.1 白地手形の意義
  10.2 補充権
  10.3 白地手形の流通と権利の行使
  10.4 変造

第11章 裏書
  11.1 約束手形の譲渡
  11.2 譲渡裏書の効力
  11.3 裏書の連続

第12章 善意の手形取得者の保護
  12.1 抗弁の制限と手形抗弁
  12.2 物的抗弁
  12.3 人的抗弁
  12.4 善意取得

第13章 特殊の裏書
  13.1 特殊の譲渡裏書
  13.2 特殊の裏書

第14章 手形の支払
  14.1 支払のための呈示
  14.2 支払の方法
  14.3 振出人の免責
  14.4 支払の猶予

第15章 遡求
  15.1 遡求の当事者
  15.2 手形債務者の合同責任
  15.3 遡求の要件
  15.4 遡求の通知
  15.5 不可抗力による期間の伸長
  15.6 遡求金額
  15.7 遡求の方法

第16章 手形保証・隠れた保証のための裏書
  16.1 手形保証の意義・方式
  16.2 手形保証の付従性と独立性
  16.3 手形保証人の求償権
  16.4 隠れた保証のための裏書

第17章 時効・利得償還請求権・除権決定・手形訴訟
  17.1 手形の時効
  17.2 支払に代えて,支払のため,担保のため
  17.3 利得償還請求権
  17.4 手形の喪失と除権決定
  17.5 手形訴訟

第4編 為替手形・小切手
第18章 為替手形
  18.1 振出
  18.2 引受
  18.3 支払
  18.4 遡求
  18.5 参加
  18.6 複本・謄本

第19章 小切手
  19.1 振出
  19.2 流通
  19.3 小切手保証・支払保証・預手
  19.4 支払
  19.5 線引小切手
  19.6 遡求その他

補論 手形に代わる信用手段
  補論-1 一括決済方式
  補論-2 電子記録債権

事項索引
判例索引

サポート情報

その他

正誤表


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