国際経済学15講

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ライブラリ 経済学15講  6

国際経済学15講

定価:
2,530
(本体:2,300円+税)
難易度:入門

発行日:2022年10月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-357-2

サイズ:並製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

国際貿易論の最新入門テキスト.国家間の貿易パターンはどう決まるのか,何が貿易の利益でそれがどう分配されるのか,貿易制限的な措置が消費者や生産者にどのような影響を与えるのか,といった問いに関する基礎的な経済理論を解説する.二国間や多国間での貿易自由化を推進する枠組み,国境を越えた生産分業の現状や経済地理学など発展的内容も紹介.2色刷.

目次

第1講 はじめに
  1.1 国際経済学とは:国際経済学における主な論点
  1.2 世界と日本の貿易概観
  1.3 貿易自由化への歩み
  1.4 国際貿易と国際収支
  1.5 まとめ
  Active Learning

第2講 貿易と為替レート,貿易実務
  2.1 貿易と為替レート
  2.2 貿易実務
  2.3 まとめ
  Active Learning

第3講 経済学の基礎理論
  3.1 経済学とは何を扱う学問なのか?
  3.2 1つの財の市場における消費者と生産者:需要曲線と供給曲線
  3.3 消費者余剰と生産者余剰
  3.4 一般均衡モデルと部分均衡モデル
  3.5 予算制約と消費者の効用最大化:複数(2つ)の財を考える
  3.6 生産可能性と消費者の効用最大化
  3.7 まとめ
  Active Learning

第4講 リカード・モデル:生産技術と比較優位
  4.1 相対価格と貿易パターン
  4.2 貿易前と貿易後の相対価格
  4.3 生産技術と絶対優位
  4.4 機会費用と比較優位
  4.5 相対価格と比較優位
  4.6 比較優位に基づく生産特化
  4.7 生産可能性集合と生産可能性フロンティア
  4.8 閉鎖経済における生産点と消費点
  4.9 自由貿易のもとでの生産点と消費点
  4.10 リカード・モデルにおける貿易利益
  4.11 まとめ
  Active Learning

第5講 ヘクシャー=オリーン・モデル:生産要素賦存と比較優位
  5.1 生産技術以外の要因
  5.2 資本労働比率と資本集約度
  5.3 閉鎖経済時の相対価格
  5.4 自由貿易時の貿易パターン(ヘクシャー=オリーン定理)
  5.5 貿易利益
  5.6 HOモデルから導かれる定理
  5.7 まとめ
  Active Learning

第6講 産業内貿易と新貿易理論
  6.1 伝統的貿易理論と新貿易理論
  6.2 新貿易理論の概要
  6.3 新貿易理論の実証
  6.4 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第7講 新新貿易理論:企業の異質性と貿易
  7.1 企業の異質性
  7.2 メリッツ・モデルにおける貿易の利益
  7.3 メリッツ・モデルの現実妥当性
  7.4 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第8講 貿易政策1:関税とその効果
  8.1 貿易政策の種類
  8.2 関税率の推移と国際比較
  8.3 関税の効果(部分均衡分析)
  8.4 関税を巡る議論
  8.5 まとめ
  Active Learning

第9講 貿易政策2:貿易救済措置
  9.1 通常の関税と貿易救済措置
  9.2 条件付きの貿易保護措置
  9.3 まとめ
  Active Learning

第10講 地域経済統合
  10.1 世界貿易機関
  10.2 特恵貿易協定の種類
  10.3 特恵貿易協定における原産地規則
  10.4 特恵貿易協定と多国間主義
  10.5 特恵貿易協定の厚生効果(貿易創出効果・転換効果)
  10.6 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第11講 国際貿易の実証分析
  11.1 顕示比較優位
  11.2 ヘクシャー=オリーン・モデルの実証分析
  11.3 重力モデル(グラビティ・モデル(Gravity Model))
  11.4 貿易の実証分析に用いるデータの紹介
  11.5 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第12講 海外直接投資と多国籍企業
  12.1 海外直接投資
  12.2 多国籍企業
  12.3 水平的直接投資と垂直的直接投資
  12.4 フラグメンテーション
  12.5 直接投資の投資国,投資受入国への効果
  12.6 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第13講 オフショアリングとグローバル・バリューチェーン
  13.1 オフショアリング
  13.2 オフショアリングと生産性,雇用
  13.3 グローバル・バリューチェーンと付加価値貿易
  13.4 サプライチェーン・マネジメントと各国経済への影響
  13.5 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第14講 自国市場効果と経済地理学
  14.1 経済活動の立地と厚生水準の関係
  14.2 自国市場効果
  14.3 経済地理学
  14.4 まとめ
  Active Learning
  参考文献

第15講 第四次産業革命とサービス貿易
  15.1 2つのグローバル化の波
  15.2 第四次産業革命と第三の分離
  15.3 技術やサービスの貿易
  15.4 まとめ
  Active Learning
  参考文献

索引

サポート情報

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