数理科学 2020年4月号

2006年度 日本数学会出版賞受賞
科学の最前線を紹介する月刊誌

自然科学と社会科学はいまどこまで研究されているか,つねに科学の最前線を明らかにし,大学・企業で注目を浴びている雑誌です.
毎月20日発売 B5判 約80ページ 定価(本体:954円+税)

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数理科学 2020年4月号 No.682

結び目的思考法のすすめ

分野を繋げる数学の考え方
定価:
1,049
(本体:954円+税)

発行月:2020年4月

JAN:4910054690408

在庫:在庫あり

内容詳細

数理科学の様々な分野で登場する「結び目」ですが,この考え方は,それらの分野の大きな発展に多くの貢献をしました.また,結び目理論そのものも数学では大変重要な分野です.本特集では“結び目的思考”をテーマに数理科学の各分野でどういった役割を果たしているか,考え方,発想などを紹介していきます.

表紙CGコメント

ハーモノグラフと呼ばれる描画装置が古くからありますが,この装置では減衰する振り子の動きによって曲線が描かれます.この曲線は三角関数と指数関数を使って表されるパラメトリック曲線であり,CG でシミュレーションすることができます.今回の表紙では,ハーモノグラフを 3 次元曲線に応用して描いています.(巴山竜来)

目次

特集

  • 結び目的思考法のすすめ
    村上 順
  • 微分幾何と結び目
    今井 淳
  • 特異点と結び目
    高瀬将道
  • 結び目を代数化する
    ~ カンドルという考え方 ~
    井上 歩
  • 群による結び目の研究
    野坂武史
  • 組み紐の考え方と広がり
    伊藤哲也
  • グラフと結び目
    谷山公規
  • 作用素環と結び目
    河東泰之
  • 場の理論と結び目
    山崎雅人

コラム

  • 計算機と結び目
    市原一裕

名著に親しむ

  • 結び目理論の本
    鈴木晋一

書評

  • 幾何学から物理学へ
    ~ 物理を圏論・微分幾何の言葉で語ろう ~
    梶浦宏成

連載

  • 微生物流体力学への招待 1
    ~ 微生物の流体力学 ~
    石本健太
  • 変化球の数理 2
    ~ 野球・ソフトボールの変化球 ~
    姫野龍太郎

サポート情報

次号の予告

書影
数理科学 2020年5月号 No.683

微分方程式の《解》とは何か

方程式が語るものを探る
数理科学の諸分野で微分方程式が登場した際に必ず触れられるのが,《解》です.一口に微分方程式と言っても,様々あり,場合によっては解が存在しないこともあり,現代まで解にまつわる様々な問題が登場しています.本特集では“解”に焦点をあてて,解の存在と一意性,解の幾何学的な性質,特異性,可積分系,数理現象における解などについて紹介していきます.

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