数理科学 2021年5月号

2006年度 日本数学会出版賞受賞
科学の最前線を紹介する月刊誌

自然科学と社会科学はいまどこまで研究されているか,つねに科学の最前線を明らかにし,大学・企業で注目を浴びている雑誌です.
毎月20日発売 B5判 約80ページ 定価(本体:954円+税)

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数理科学 2021年5月号 No.695

力学から現代物理へ

古くて新しい“力学”
定価:
1,049
(本体:954円+税)

発行月:2021年5月

JAN:4910054690514

在庫:在庫あり

内容詳細

いまや物理学の基礎事項となり,多くの理工系学部で学習することになる(古典)力学は,数理科学の諸分野においても教養になっているかと思います.この力学を中心に理工系で「~力学」と称される分野は展開されていきます.また,大学の講義における「力学」そのものは,線形代数や微分積分のような数学の基礎的な事項が用いられており,数学がどう用いられているかの一つの指標になっているとも言えるかもしれません.本特集では力学から広がる現代物理学の世界を具体的な例も交えて,考えていきます.

表紙CGコメント

今回の表紙では,正十二面体を縮小させながら再帰的に配置した図形をレンダリングしています.これはシェルピンスキーのギャスケットを3次元に拡張して構成しました.(巴山竜来)

目次

特集

  • 巻頭言
    細谷暁夫
  • 力学を学び微積分を使いこなす
    前野昌弘
  • 三体問題の周辺
    ~ 天体のふしぎな動き ~
    谷川清隆
  • 剛体の力学
    ~ 水平面上で高速回転する軸対称剛体の運動 ~
    下村 裕
  • カオスと数値計算
    首藤 啓
  • 力学から量子力学へ
    窪田高弘
  • 解析力学の創始者たち
    ~ 幾何光学・天体力学・数学,そして量子論 ~
    中根美知代
  • 力学と相対性理論
    前田健吾
  • マクロな量子機械振動子
    宇佐見康二

書評

  • 統計的機械学習の数理100問 with Python
    赤穂昭太郎

研究室の窓

  • 研究者の本棚
    ~ 読書の先にあるもの ~
    山崎雅人

サポート情報

次号の予告

数理科学 2021年6月号 No.696

現代数学の眺め

基礎数学から現代数学の入り口へ
現代数学への入り口とはどういうものなのでしょうか.今回の特集では専門的な学習,あるいは研究ができるようになるべく,基礎的な知識が専門的な場でどのように生かされていくのか,専門的な場ではどのような経験や知識が得られるのか,代数,幾何,解析など数学の様々な立場から紹介していきます.

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