新版 量子光学と量子情報科学

SGCライブラリ

近年,特に大学理工系の大学院の充実はめざましいものがあります.しかしながら学部上級課程や大学院課程の学術的なテキスト・参考書はきわめて少ないのが現状です.
本ライブラリは,これらの状況を踏まえて,数理科学諸分野および関連する領域から現代的なテーマやトピックスを順次とりあげ,時代の要請に応える魅力的なライブラリを構築しようとするものです.

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SGCライブラリ  157

新版 量子光学と量子情報科学

定価:
2,310
(本体:2,100円+税)
難易度:中級

発行日:2020年3月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1472-5

サイズ:並製B5

ページ数:160ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

基礎的な量子力学を学んだ理工系学生が,現代的な光学において量子力学がどのように応用されているかを学ぶための書.初版刊行から15年を経た今回の改訂では,量子情報処理の主流になりつつある,量子テレポーテーションをベースにしたユニバーサル量子情報処理の実現手法と,その時間領域多重量子情報処理への応用を,今後の展望として加えた.

目次

第1章 量子光学
  1.1 シュレディンガー描像とハイゼンベルク描像
  1.2 調和振動子
  1.3 電磁場の量子化
  1.4 時間発展としての物理過程
  1.5 コヒーレント状態
  1.6 スクイーズド状態
  1.7 密度演算子
  1.8 光の量子力学的測定―バランス型ホモダイン測定
  1.9 ロスと真空場
  1.10 ウィグナー関数
  1.11 量子エンタングルメントと量子光学

第2章 量子情報物理
  2.1 量子情報と量子エンタングルメント
  2.2 量子情報処理
  2.3 基本的量子情報処理としての量子テレポーテーション
  2.4 量子エラーコレクション
  2.5 量子テレポーテーションを利用した量子情報処理の展望

章末問題解答
索引
あとがき

サポート情報

次号の予告

書影

M理論と行列模型

超対称チャーン-サイモンズ理論が切り拓く数理物理学
M理論の研究では,近年の進展から,膜の上の理論やそこから導かれる行列模型が発見され,その理解が深まった.本書ではM理論の理解が進んだ様子から,行列模型の解析まで解説し,M理論の数理構造に迫っていく.

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