計算物理入門

書影

SGCライブラリ  10

臨時別冊・数理科学2001年9月

計算物理入門

分子シミュレーションを中心に
定価:
1,519
(本体:1,381円+税)

発行日:2001年9月25日

発行:サイエンス社

ISBN:4910054700916

サイズ:並製B5

ページ数:128ページ

在庫:品切れ

内容詳細

対象をどうモデル化し,どんな方法で計算し,シミュレートすればよいか.分子シミュレーションの分野を通して計算物理の本質を伝えることを試みた,「数理科学」誌の好連載を1冊にまとめた.採り上げられたテーマはいずれも計算物理の基本をなす.

目次

1 計算物理学とは
1.1 はじめに

2 理想気体―ファン・デル・ワールス方程式 剛体球形
2.1 モデルとしての理想気体
2.2 気体の液化とファン・デル・ワールスの状態方程式
2.3 分子間の引力と斥力
2.4 計算物理の今後

3 一様乱数の発生法
3.1 はじめに
3.2 計算機の作る‘一様乱数’

4 与えられた分布に従う乱数の発生法
4.1 確率分布関数
4.2 モンテカルロ法の定積分への応用
4.3 与えられた分布に従う乱数の発生法

5 ランダム・ウォーク
5.1 はじめに
5.2 1次元のRW
5.3 RWと拡散
5.4 正規分布と中心極限定理

6 マルコフ過程
6.1 はじめに
6.2 離散的マルコフ過程
6.3 マルコフ過程の再帰性
6.4 再帰確実な状態の分類

7 分子シミュレーションとモンテカルロ法
7.1 重みつきサンプリングとカノニカル平均
7.2 メトロポリスの方法
7.3 境界条件と状態方程式の計算
7.4 動径分布関数
7.5 静的構造分子
7.6 圧力一定のMC法
7.7 グランドカノニカル集団(μVT一定)のMC法
7.8 ギブス集団のMC法

8 自由エネルギーと多段階サンプリング
8.1 はじめに
8.2 状態密度とカノニカル分布―ヒストグラム法
8.3 自由エネルギー差の計算の問題点
8.4 AR方法

9 分子動力学法
9.1 はじめに
9.2 運動方程式の数値積分―ベルレの方法
9.3 自己拡散係数と速度相関関数
9.4 シンプレクティック変換
9.5 シンプレクティック差分法
9.6 熱力学量を制御する拡張系のMD法
9.7 シンプレクティック差分法は拡張系に使えるか?

参考文献

索引

サポート情報

関連書籍

量子力学の考え方

根本香絵

2,012円(税込)

入門
量子測定と量子制御

沙川貴大上田正仁

2,648円(税込)

中級
複雑系科学への招待

坂口英継本庄春雄

2,394円(税込)

中級
カオスと量子物理学

中村勝弘

2,043円(税込)

中級