コンピュータ将棋

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Information & Computing  45

コンピュータ将棋

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定価:
1,320
(本体:1,200円+税)

発行日:1990年5月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0581-5

サイズ:並製A5

ページ数:144ページ

在庫:品切れ

内容詳細

本書は,史上初めてのコンピュータ将棋の本である.「コンピュータは分かるが将棋は分からない人にも,将棋は分かるがコンピュータは分からない人にも,それぞれの立場で面白く読める」書である.(大内延介九段・推薦)

目次

コンピュータ将棋に期待する
まえがき

序章 将棋プログラムとは
0.1 ゲームをプレーするプログラムとは
0.2 ゲームプログラムの意味
0.3 将棋プログラムの現状
1 将棋プログラム設計事始め
1.1 将棋プログラムの設計
1.2 将棋の局面を表現するデータ構造
1.3 盤面を画面上に表示する
1.4 「手」の動作を分析する
1.5 可能な手の条件
1.6 次の局面を生成する
1.7 可能な手を列挙する
1.8 局面を評価する
1.9 先読みの考え方
1.10 ゲーム木の枝刈り
1.11 将棋を強くするからくり
2 ゲーム木探索のアルゴリズム
2.1 ゲームアルゴリズムの適用範囲
2.2 ゲームの状態とゲーム木
2.3 αβ法
2.4 PVS法
2.5 順序付けによるαβ法
2.6 SSS法
2.7 静的評価
2.8 まとめ
3 将棋プログラム設計の実際
3.1 将棋プログラムの構成
3.2 高速将棋盤の設計
3.3 定跡ルーチン
3.4 中盤の次の一手ルーチン
3.5 詰ルーチン
3.6 必死ルーチン
3.7 在来将棋譜表記法
4 将棋プログラム K1.5 の思考アルゴリズム
4.1 はじめに
4.2 K1.5の思考アルゴリズム
4.3 棋譜の例
4.4 詰将棋について
4.5 今後の課題
5 森田将棋 II のアルゴリズム
5.1 森田将棋 II について
5.2 思考の基本
5.3 着手生成ルーチン
5.4 森田将棋 II の着手生成ルーチン
5.5 評価関数
5.6 森田将棋 II における局面の評価方法
5.7 探索
5.8 コンピュータの強さを決めるその他の要因

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付録2 コンピュータ将棋協会の案内
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