コンピュータ解体新書

書影

Information & Computing  別巻9

コンピュータ解体新書

定価:
1,650
(本体:1,500円+税)

発行日:1992年4月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0650-8

サイズ:並製A5

ページ数:216ページ

在庫:品切れ

内容詳細

難しいと敬遠されがちなコンピュータの仕組みを,「やさしく」「わかりやすく」説明.本書ではとくに図版を多用して,直観的に捉えてもらうよう心掛けた.

目次

1 コンピュータ小史
1-1 コンピュータ事はじめ
1-2 電子計算機の時代
1-3 マイクロ・コンピュータの出現〜電卓から生まれた異端児〜
1-4 ワークステーションの隆盛
2 コンピュータは手順に従って動く
2-1 コンピュータは4つの部分からなる
2-2 コンピュータは仕事の手順を憶えている
2-3 単純な仮想計算機ASCA
2-4 プログラムは手順を示す
2-5 コンピュータにも限界がある
2-6 コンピュータは近似計算をする
2-7 プログラムを効率的につくる
2-8 思わぬ落とし穴
2-9 もっと速い計算方法を
3 コンピュータにおける数の表現
3-1 2進数とは何だろう
3-2 2進数と10進数の関係
3-3 わかりやすい表現方法,8進数と16進数
3-4 コンピュータによる情報処理の単位
3-5 2進数の加減乗除
3-6 コンピュータにおける負の数の表現
4 機械語と2進数だけのコンピュータ
4-1 ビット,バイト,ワード
4-2 アキュムレータと記憶装置
4-3 ASCA-2のアセンブリ言語
4-4 コンピュータは文字を数字コードとして扱う
4-5 コンピュータは命令も数字コードで表す
4-6 機械語のマジック
4-7 より詳しいコンピュータの構造
5 コンピュータを組み立てているもの〜論理回路〜
5-1 今日は遊びに行こうか?
5-2 コンピュータの細胞
5-3 加算をする回路
5-4 減算をする回路
5-5 エンコードとデコーダ
5-6 1ビットを憶える回路
5-7 数を数える回路
6 論理回路によるコンピュータの実現
6-1 ASCA-3の設計
6-2 コンピュータはクロックで支配される
6-3 ASCA-3の構成
6-4 ASCA-3の動作
6-5 プログラムカウンタ
6-6 番地レジスタ
6-7 番地解読回路
6-8 メモリ読み出し部と命令レジスタ
6-9 命令解読回路
6-10 ASCA-3の命令
6-11 命令の実行
7 ソフトウェアの歴史
7-1 プログラミング言語の発達
7-2 プログラミング言語の分類
7-3 プログラムの翻訳と実行
7-4 オペレーティング・システムの歴史
8 コンピュータを司るもの〜オペレーティング・システム〜
8-1 コンピュータの生産性と3つの資源
8-2 コンピュータの性能と使いやすさ
8-3 スループットの向上のための手段
8-4 ターンアラウンド・タイムの向上のための手段
8-5 使用可能度の向上のための手段
8-6 使いやすさの向上のための手段
8-7 オペレーティング・システムの基本的構成と互換性の問題
8-8 オペレーティング・システムのまとめ

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