感性の科学

書影

 

感性の科学

感性情報処理へのアプローチ
定価:
2,640
(本体:2,400円+税)

発行日:1997年1月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0828-1

サイズ:並製A5

ページ数:224ページ

在庫:品切れ

内容詳細

「感性」はいかにしてとらえられるか.情報科学と心理学の両面から,人間の持つ感性の特性や構造を解明する,感性情報処理という新しい研究領域を紹介した他に類のない書.学際的研究プロジェクトの成果をビビッドに,ビジュアルに伝え,今後の研究の展望も行う.

目次

1 感性情報処理とは
1-1 感性情報処理
1-2 感性情報処理の特徴
1-3 感性情報処理プロジェクト
1-4 感性情報処理のアプローチ
1-5 結び
2 感性情報処理のパラダイム
2-1 感性情報処理へのアプローチ
2-2 感性・感性情報のモデリング
2-3 感性情報の記述・表現
2-4 感性情報の処理アルゴリズム
2-5 感性情報科学の確立に向けた研究課題
2-6 付録 感性情報処理の用語に関するアンケート調査結果
3-1 感性と知性の関係
3-2 触覚と感性情報
3-3 声による感性情報の認知
3-4 音がみちびく感性反応と脳
3-5 絵画の中の感性情報
3-6 動きにおける美しさの分析
3-7 音楽演奏における感性情報
3-8 「間」の解明
3-9 「気配」を探る
3-10 音声コミュニケーションにおける感性情報
3-11 ジェスチャーからの感性情報
3-12 手の握り感覚の分析と合成
3-13 メディア理解と感性
3-14 テレビ・コマーシャルの中の感性情報
3-15 顔の印象学に向けて
3-16 表情を立体的にとらえる
3-17 表情を目で読むプロセスを探る
3-18 表情認識システム
3-19 表情の変化をとらえる
3-20 表情とコミュニケーション
3-21 日本人と表情識別
3-22 対話者の心情をとらえる
3-23 似顔絵システムPICASSO
3-24 ハイブリッド感性工学
3-25 カラー平面装飾デザインシステム
3-26 カラーコーディネート支援システム
3-27 自然語文による画像データベース検索
3-28 ミュージックパートナーシステム
3-29 擬人化エージェントシステム:VSA
4 座談会 感性情報処理の研究をめぐって
4-1 感性科学をどう考えるか
4-2 コンピュータと感性
4-3 これからの感性科学

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