司法・犯罪心理学

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ライブラリ 心理学の杜  15

司法・犯罪心理学

定価:
3,080
(本体:2,800円+税)
難易度:入門

発行日:2021年7月10日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1507-4

サイズ:並製A5

ページ数:344ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,司法・犯罪心理学の最新の教科書です.学識・実務経験豊かな著者陣が,多岐にわたる領域をカバーし,斯学の基礎から発展までを統一的にまとめています.構成についても,大学の標準的な講義に対応した章立てとし,通読することで総合的な理解が得られるよう配慮しています.また,公認心理師試験等の資格試験の設問にも対応できるよう,各章末に復習問題を用意しています.

目次

第1章 犯罪・非行についての基本的知識
  1.1 犯罪統計
  1.2 認知と認知件数
  1.3 検挙と検挙件数
  1.4 我が国の犯罪情勢
  復習問題
  参考図書

第2章 成人犯罪者処遇の流れ
  2.1 我が国における法律上の犯罪の定義
  2.2 逮捕から起訴まで
  2.3 起訴から判決確定後の処分まで
  復習問題
  参考図書

第3章 少年保護事件手続
  3.1 少年保護事件の対象―犯罪少年・触法少年・ぐ犯少年
  3.2 家庭裁判所に送致されるまでの手続―捜査機関による捜査と調査
  3.3 家庭裁判所に送致された後の手続―調査と審判
  復習問題
  参考図書

第4章 犯罪・非行の理論
  4.1 古典学派の犯罪学理論
  4.2 実証主義犯罪学
  4.3 デュルケムの理論
  4.4 相互作用論的アプローチ
  4.5 緊張理論
  4.6 ハーシーのコントロール理論
  4.7 サザランドの分化的接触理論
  4.8 古典学派の犯罪学の継承
  4.9 まとめ
  復習問題
  参考図書

第5章 犯罪・司法に関わる機関・施設における活動
  5.1 家庭裁判所
  5.2 少年鑑別所
  5.3 少年院
  5.4 刑事施設(拘置所・刑務所・少年刑務所)
  5.5 保護観察所
  5.6 地方更生保護委員会
  5.7 児童相談所
  5.8 裁判員制度
  復習問題
  参考図書

第6章 犯罪・非行の心理学的アセスメント
  6.1 犯罪・非行におけるリスク・アセスメント
  6.2 再犯について
  6.3 再犯防止のためのリスク・アセスメント
  復習問題
  参考図書

第7章 児童相談所における非行への対応―司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援(1)
  7.1 非行相談と措置
  7.2 児童心理司とその支援
  7.3 非行相談における心理診断(判定)の実際
  7.4 おわりに
  復習問題
  参考図書

第8章 家庭裁判所の在宅事件における非行への対応―司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援(2)
  8.1 調査官による調査の実際
  8.2 在宅事件における面接のポイント―「家庭の機能」の視点から
  復習問題
  参考図書

第9章 少年鑑別所・少年院での処遇―司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援(3)
  9.1 少年司法制度の基本思想―なぜ成人とは扱いが異なるのか
  9.2 少年鑑別所とは
  9.3 少年院とは
  9.4 仮想事例
  9.5 おわりに
  復習問題
  参考図書

第10章 保護観察所での犯罪・非行への対応―司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援(4)
  10.1 保護観察官による業務の実際
  10.2 社会復帰調整官による業務の実際
  10.3 保護観察所における心理的支援の特徴
  復習問題
  参考図書

第11章 刑事施設における成人犯罪者への教育・処遇―司法・犯罪分野における問題に対して必要な心理に関する支援(5)
  11.1 社会における刑事施設の役割
  11.2 近年の動向―刑罰重視から再犯防止重視へのパラダイムシフト
  11.3 刑務所で行われている様々な支援・指導
  11.4 仮想事例
  11.5 おわりに
  復習問題
  参考図書

第12章 犯罪被害についての基本的知識
  12.1 犯罪被害者の心理
  12.2 犯罪被害者の位置づけと犯罪被害者支援制度
  12.3 司法面接―子どもから必要十分な情報を得るための工夫
  12.4 被害者の視点を取り入れた教育
  復習問題
  参考図書

第13章 家事事件についての基本的知識
  13.1 家庭裁判所で扱われる事件
  13.2 夫婦の離婚と離婚調停の実際
  13.3 児童虐待とその対応
  13.4 ハーグ条約(国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約)
  復習問題
  参考図書

第14章 犯罪捜査と心理学
  14.1 警察機関と心理学
  14.2 プロファイリング
  14.3 被害者や目撃者への事情聴取
  14.4 被疑者への取調べ
  14.5 ポリグラフ検査
  復習問題
  参考図書

第15章 犯罪予防と心理学
  15.1 犯罪予防の分類
  15.2 犯罪リスク認知や犯罪不安と犯罪予防
  15.3 状況や環境に注目した犯罪予防
  15.4 犯罪予防の効果
  15.5 犯罪予防のための情報発信
  復習問題
  参考図書

復習問題(選択式)解答
引用文献
人名索引
事項索引

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