アトラクティブ 微分積分学

ライブラリ 新数学基礎テキスト T  2

アトラクティブ 微分積分学

定価:
2,475
(本体:2,250円+税)
難易度:入門

発行日:2024年4月10日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1599-9

サイズ:並製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は理工系の大学初年次学生向けの微分積分入門書.1変数および多変数の微分積分を,数学的な基礎から専門的な内容まで深く理解できるよう随所に例題,問題を配置した好個の教科・参考書.

目次

第1章 実数と数列の収束
  1.1 実数全体の集合Rとは
  1.2 数列の収束と発散,単調数列
  1.3 有界性,最大・最小,上限・下限
  1.4 実数の連続性
  1.5 上極限と下極限
  1.6 厳密な理解のために:ε論法
  第1章 章末問題

第2章 1変数の連続関数
  2.1 基本的事項
  2.2 連続性とその基本性質
  2.3 逆関数
  2.4 初等関数
  2.5 厳密な理解のために:ε論法
  第2章 章末問題

第3章 1変数関数の微分
  3.1 微分の定義と初等関数の導関数
  3.2 接線と平均値の定理,増減と極値
  3.3 高次導関数
  3.4 テイラーの公式と漸近展開
  3.5 微分の応用:極値判定法と凸性
  3.6 微分の応用:ロピタルの定理
  3.7 微分の応用:曲線のパラメータ表示
  3.8 微分の応用:ニュートンの逐次近似法
  3.9 テイラーの公式と多項式近似について
  第3章 章末問題

第4章 1変数関数の積分
  4.1 定積分の定義と基本性質
  4.2 微分積分学の基本定理,部分積分
  4.3 不定積分の計算
  4.4 広義積分
  4.5 曲線の長さとパラメータ表示
  4.6 厳密な理解のために
  第4章 章末問題

第5章 多変数の連続関数
  5.1 多変数を表す記号について
  5.2 基本的事項
  5.3 極限と連続性
  5.4 連続関数の基本的性質
  第5章 章末問題

第6章 多変数関数の微分
  6.1 偏微分
  6.2 全微分可能性と接平面
  6.3 合成関数の微分
  6.4 高次偏導関数とテイラーの公式
  6.5 偏微分の応用:極値判定法
  6.6 偏微分の応用:陰関数定理
  6.7 ラグランジュの未定乗数法
  6.8 fxyとfyxについて注意
  6.9 3変数の場合
  第6章 章末問題

第7章 多変数関数の積分
  7.1 重積分と基本的性質
  7.2 3変数の場合
  7.3 累次積分
  7.4 重積分の変数変換
  7.5 重積分の極座標変換
  7.6 曲面積
  7.7 広義重積分
  7.8 微分と積分の順序交換
  7.9 厳密な理解のために:積分可能性
  第7章 章末問題

第8章 級数
  8.1 級数の収束と発散
  8.2 級数の収束判定
  8.3 べき級数の収束半径と微分可能性
  8.4 無限次数のテイラー展開
  第8章 章末問題

付録 常微分方程式
  A.1 導入
  A.2 1階の線形常微分方程式
  A.3 2階の線形常微分方程式
  A.4 テイラー展開による解法(定数係数の場合)
  A.5 変数分離形,同次形,完全形
  A.6 解の存在と一意性について
  A.7 連立系

索引

サポート情報

正誤表

その他

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