電気磁気学の基礎と応用

電気・電子工学テキストライブラリ  A-3

電気磁気学の基礎と応用

定価:
2,915
(本体:2,650円+税)
難易度:入門

発行日:2025年8月25日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-86481-125-5

サイズ:並製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,電気電子工学の基幹となる電気磁気学について,工学系の学生向けに解説.理論を体系的に順に積み上げて説明し,図を多数配置した好個の教科・参考書.

目次

第1章 電気磁気学と場の概念
  1.1 クーロンの法則と場の概念
  1.2 3次元ベクトル場の性質
  1章の演習問題

第2章 静電場
  2.1 クーロンの法則と静電場
  2.2 保存場の法則と静電ポテンシャル
  2.3 ガウスの法則と電気力線の概念
  2.4 ポアソン方程式と静電場の体系
  2.5 静電場の境界条件
  2.6 誘電体とキャパシタンス
  2章の演習問題

第3章 静磁場
  3.1 ビオ-サバールの法則と静磁場
  3.2 湧き出しなし法則とベクトルポテンシャル
  3.3 アンペールの法則
  3.4 ベクトルポテンシャルの方程式と静磁場の体系
  3.5 静磁場の境界条件
  3.6 磁性体とインダクタンス
  3章の演習問題

第4章 電荷・電流に関する法則
  4.1 電荷保存則
  4.2 オームの法則
  4.3 電流の電子論
  4章の演習問題

第5章 電磁力
  5.1 ローレンツ力
  5.2 磁場中の電流に働く力
  5.3 電磁場のエネルギーとマクスウェル応力
  5章の演習問題

第6章 ゆっくり変動する電磁場・渦電流現象
  6.1 ファラデーの電磁誘導の法則
  6.2 渦電流現象
  6.3 渦電流応用
  6.4 インダクタンス
  6章の演習問題

第7章 速く変動する電磁場・電磁波
  7.1 変位電流とマクスウェル方程式
  7.2 電磁波現象
  7.3 波動方程式
  7.4 平面波
  7.5 ポインティングベクトル
  7.6 非斉次波動方程式・電磁波の放射
  7.7 電気磁気学における理論的困難と理論拡張の試み
  7章の演習問題

第8章 電気磁気学と電気回路
  8.1 電気磁気学と電気回路の法則
  8.2 電磁場と空間回路網
  8章の演習問題

付録
  A.1 クーロンの法則からガウスの法則の直接的な導出
  A.2 ポアソン方程式の特解
  A.3 ビオ-サバールの法則からアンペールの法則の直接的な導出
  A.4 直角座標系・円柱座標系・球座標系

参考文献
索引

サポート情報

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