刑法総論

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新法学ライブラリ  17

刑法総論

定価:
3,630
(本体:3,300円+税)
難易度:中級

発行日:2008年2月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-121-9

サイズ:上製A5

ページ数:448ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

自ら考え,理解した理論を正確に言語で表現する力の習得をめざし,練達の著者が行為無価値論の立場から刑法理論の状況を解説した教科・解説書.本書を繰り返し読み,理解を深めることにより,現時点での我が国の犯罪論の概況が把握できる.

目次

序章 犯罪論概説
  0.1 犯罪論の意義と目的,あるいは,本書の対象
  0.2 犯罪論の思考枠組

1 構成要件該当性
  1.1 「構成要件」の概念
  1.2 行為性
  1.3 行為主体(犯罪主体)
  1.4 行為客体,法益(保護客体)と構成要件的結果
  1.5 因果関係
  1.6 不作為犯
  1.7 構成要件的故意
  1.8 構成要件的過失

2 違法性
  2.1 違法性論概説
  2.2 違法性の意義
  2.3 実質的不法論
  2.4 違法性阻却原理論
  2.5 違法性阻却事由論

3 有責性
  3.1 責任論概説
  3.2 責任の意義
  3.3 責任能力
  3.4 違法性の意識の可能性
  3.5 期待可能性

4 その他の犯罪構成要素(客観的処罰条件,処罰阻却事由)
  4.1 序
  4.2 客観的処罰条件
  4.3 処罰阻却事由

5 未完成犯罪―未遂罪・予備罪・陰謀罪
  5.1 序論
  5.2 未遂犯
  5.3 不能犯(不能未遂)
  5.4 中止犯(中止未遂)
  5.5 予備罪
  5.6 陰謀罪

6 共犯
  6.1 総説―共犯の意義と形態
  6.2 共犯現象の捉え方―犯罪共同か,行為共同か
  6.3 共犯の処罰根拠
  6.4 共犯の類型・形式,正犯との区別
  6.5 共犯関係の解消・共犯関係からの離脱

7 罪数論と量刑論
  7.1 罪数論および量刑論の目的と機能
  7.2 罪数の形態と判断基準
  7.3 本来的一罪
  7.4 数罪
  7.5 量刑,特に刑の加重・減軽
  7.6 刑の言渡し

8 刑法の場所的適用論
  8.1 イントロダクション
  8.2 属地主義原則

索引

サポート情報

その他

正誤表


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