税務会計論15講

ライブラリ 会計学15講  11

税務会計論15講

定価:
2,750
(本体:2,500円+税)
難易度:入門

発行日:2024年2月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-381-7

サイズ:並製A5

ページ数:288ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

15講構成により税務会計の基礎的な概念を明快に説き明かす入門テキスト.大学学部で税務会計論を学ぶ学生,企業や税理士事務所等で初めて税務を担当することとなった社会人に好適.従来の税務会計論の項目に加え,租税制度や税務行政・税理士制度,近年グローバル化の進展により重要視される国際課税についても解説している.

目次

第1講 租税制度(I)
  1.1 租税の意義と目的
  1.2 租税の分類
  1.3 租税の転嫁
  1.4 租税の基本原則
  1.5 租税体系
  1.6 租税特別措置
  1.7 財政に占める租税
  練習問題

第2講 租税制度(II)
  2.1 租税法の法体系
  2.2 申告納税制度と賦課課税制度
  2.3 加算税・附帯税
  練習問題

第3講 税務会計の基礎と法人税の概要
  3.1 税務会計の基礎
  3.2 企業会計上の利益と法人税法上の所得
  3.3 法人税の概要
  練習問題

第4講 課税所得の計算構造
  4.1 各事業年度の所得の金額
  4.2 税務調整
  4.3 消費税の会計処理
  練習問題

第5講 益金(I)
  5.1 棚卸資産の販売による収益の額
  5.2 請負等による収益の計上時期
  5.3 収益および費用の計上基準についての特例
  5.4 固定資産の譲渡による収益および費用
  5.5 資産の無償譲渡・低廉譲渡による収益の額
  5.6 資産の無償譲受けによる収益の額
  練習問題

第6講 益金(II)
  6.1 受取配当等
  6.2 還付金等
  6.3 その他の益金
  練習問題

第7講 損金(I)
  7.1 棚卸資産の売上原価の計算
  7.2 減価償却
  7.3 繰延資産の償却費
  7.4 リース取引
  練習問題

第8講 損金(II)
  8.1 給与
  8.2 ストック・オプション
  8.3 保険料
  練習問題

第9講 損金(III)
  9.1 交際費等
  9.2 寄附金
  9.3 租税公課等
  9.4 貸倒損失
  9.5 資産の評価損
  9.6 その他の費用
  練習問題

第10講 損金(IV)・資産負債・純資産等
  10.1 法人税法上の引当金
  10.2 貸倒引当金
  10.3 租税特別措置法上の準備金
  10.4 圧縮記帳
  10.5 繰越欠損金
  10.6 有価証券
  10.7 短期売買商品等
  10.8 税法上の純資産
  練習問題

第11講 法人税額の計算,申告手続等
  11.1 各事業年度の所得に対する法人税率
  11.2 特定同族会社の特別税率
  11.3 使途秘匿金の支出がある場合の特別税率
  11.4 税額控除
  11.5 申告書別表
  11.6 申告手続
  練習問題

第12講 法人組織に関する税制
  12.1 グループ法人税制
  12.2 グループ通算制度
  12.3 連結納税制度の見直し
  12.4 組織再編税制
  練習問題

第13講 国際課税(I)
  13.1 国際課税の概要
  13.2 国際法の概念
  13.3 国際課税の法的根拠
  13.4 租税条約
  13.5 国際的二重課税の排除に係る規定
  13.6 非居住者および外国法人に対する課税
  13.7 外国税額控除
  13.8 事業所得課税と恒久的施設
  13.9 デジタル課税
  練習問題

第14講 国際課税(II)
  14.1 国際的租税回避と対策税制
  14.2 移転価格税制
  14.3 事前確認制度
  14.4 相互協議
  14.5 外国子会社合算税制(タックス・ヘイブン対策税制)
  14.6 過少資本税制
  14.7 過大支払利子税制
  14.8 企業側の国際租税戦略
  練習問題

第15講 更正等,不服申立て,税務行政,税理士制度
  15.1 税務調査と更正決定
  15.2 不服申立てと訴訟
  15.3 税制および税務行政を所掌する行政組織
  15.4 広報,相談
  15.5 ICTを利用した税務行政
  15.6 税理士制度
  練習問題

参考文献
索引

サポート情報

正誤表

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