第1章　国際法の基本構造
　　1.1　国際法とは何か
　　1.2　国際法の主体 ― 国際法の対象は誰なのか ―
　　1.3　国際法の法源 ― 国際法はどこに存在するのか ―
　　1.4　国家責任 ― 国際法に違反するとどうなるのか ―
　　1.5　国際紛争処理 ― 国際紛争をどのように解決するのか ―

第2章　国家領域・国際化地域
　　2.1　国際法上の国家領域と領域主権
　　2.2　領土の取得と領域権原
　　2.3　領域紛争の解決
　　2.4　日本の領土
　　2.5　国際化地域

第3章　海洋法
　　3.1　海洋法の発展
　　3.2　領水（内水・領海）
　　3.3　国際海峡
　　3.4　接続水域
　　3.5　排他的経済水域／大陸棚
　　3.6　公海／深海底
　　3.7　島
　　3.8　国連海洋法条約の紛争解決手続

第4章　空域・宇宙
　　4.1　空域
　　4.2　宇宙

第5章　国際環境法
　　5.1　国際環境法の発展と全体像
　　5.2　慣習国際法上の越境汚染に関する規律
　　5.3　条約に基づく環境損害の救済
　　5.4　条約に基づく環境リスクの規制

第6章　国際経済法
　　6.1　国際経済法とは何か
　　6.2　国際貿易法
　　6.3　国際投資法

第7章　国際人権法
　　7.1　国際人権保障の展開
　　7.2　国際人権基準の設定：自由権規約，社会権規約の場合
　　7.3　履行確保のための国際制度
　　7.4　人権条約の国内実施

第8章　国際刑事法
　　8.1　国際刑事法とは何か
　　8.2　刑事法に関する国家管轄権の域外行使
　　8.3　刑事司法共助
　　8.4　諸国の共通法益を害する犯罪
　　8.5　国際法上の犯罪

第9章　国際安全保障
　　9.1　武力行使の違法化と集団安全保障体制の発展
　　9.2　武力行使禁止原則
　　9.3　国連の集団安全保障体制
　　9.4　自衛権

第10章　国際人道法・軍縮
　　10.1　国際人道法とは何か
　　10.2　国際的武力紛争と国際人道法
　　10.3　非国際的武力紛争と国際人道法
　　10.4　国際人道法の履行確保
　　10.5　軍縮と国際法

第11章　国家・国際組織
　　11.1　国家
　　11.2　国際組織

第12章　国際法の法源・条約法
　　12.1　法源とは何か
　　12.2　法源1：条約
　　12.3　法源2：慣習国際法
　　12.4　法源3：法の一般原則
　　12.5　その他の法源の可能性
　　12.6　条約法：条約に関する国際法規則

第13章　外交・領事関係
　　13.1　外交・領事関係に関する国際法
　　13.2　外交関係法
　　13.3　領事関係法

第14章　国家責任法
　　14.1　国家責任法の発展
　　14.2　国家責任の成立
　　14.3　国家責任の内容
　　14.4　国家責任の追及

第15章　国際紛争処理
　　15.1　国際紛争処理とは何か
　　15.2　国際紛争処理方式の類型
　　15.3　国際司法裁判所（ICJ）

略称一覧
索引