第1章　家族法とは何か
　　1.1　家族法とは何か ― その意義と役割
　　1.2　明治民法から現行民法へ
　　1.3　親族関係とその効果
　　1.4　戸籍と氏
　　1.5　家事事件と家庭裁判所

第2章　婚姻
　　2.1　婚姻法の全体像
　　2.2　婚姻の要件
　　2.3　婚姻の無効と取消し
　　2.4　婚姻の効力
　　2.5　夫婦財産制
　　2.6　その他の効果
　　2.7　婚約
　　2.8　内縁

第3章　離婚
　　3.1　離婚の意義
　　3.2　離婚の手続
　　3.3　離婚の効果

第4章　親子（実子）
　　4.1　法律上の親子関係
　　4.2　母子関係
　　4.3　父子関係① ― 嫡出子の場合
　　4.4　父子関係② ― 婚外子の場合
　　4.5　生殖補助医療と親子関係
　　4.6　準正
　　4.7　実子の氏

第5章　親子（養子）
　　5.1　養子制度の基本構造
　　5.2　普通養子縁組
　　5.3　特別養子縁組

第6章　親権
　　6.1　親権の意義
　　6.2　親権者
　　6.3　親権の内容
　　6.4　親権の行使方法
　　6.5　利益相反行為
　　6.6　親権の制限

第7章　後見・保佐・補助と扶養
　　7.1　制限行為能力制度
　　7.2　未成年後見
　　7.3　成年後見
　　7.4　扶養

第8章　法定相続制度と相続人
　　8.1　相続制度の意義と目的
　　8.2　明治民法から現行民法へ
　　8.3　相続の開始
　　8.4　相続人
　　8.5　胎児の相続権
　　8.6　相続人の欠格と廃除

第9章　相続分
　　9.1　相続分の意義
　　9.2　法定相続分と指定相続分
　　9.3　具体的相続分
　　9.4　特別の寄与
　　9.5　相続分の譲渡と取戻権

第10章　相続の効力
　　10.1　包括承継の原則
　　10.2　包括承継の原則の例外
　　10.3　各種の相続財産
　　10.4　共同相続

第11章　遺産分割
　　11.1　遺産の分割
　　11.2　遺産分割の禁止
　　11.3　遺産分割の基準と手続
　　11.4　遺産分割の対象となる財産
　　11.5　遺産分割の方法
　　11.6　遺産分割の効力

第12章　相続の承認と放棄
　　12.1　相続選択の自由
　　12.2　熟慮期間
　　12.3　単純承認
　　12.4　限定承認
　　12.5　放棄
　　12.6　承認・放棄の撤回・取消し

第13章　相続人の不存在
　　13.1　相続人不存在による相続財産の管理と清算
　　13.2　特別縁故者への相続財産の分与
　　13.3　国庫への帰属
　　13.4　相続土地国庫帰属法

第14章　遺言
　　14.1　遺言とは
　　14.2　遺言の方式と撤回
　　14.3　遺贈
　　14.4　遺言の効力発生とその内容の実現

第15章　配偶者の居住の権利
　　15.1　はじめに ― 生存配偶者の居住の確保
　　15.2　配偶者居住権
　　15.3　配偶者短期居住権

第16章　遺留分
　　16.1　遺留分とは
　　16.2　遺留分権利者
　　16.3　遺留分額の算定
　　16.4　遺留分侵害の有無と遺留分侵害額の算定
　　16.5　遺留分侵害額請求

索引
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