経済学のためのPython入門

 

経済学のためのPython入門

定価:
2,420
(本体:2,200円+税)
難易度:入門

発行日:2025年10月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-416-6

サイズ:並製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

経済学においてデータやシミュレーションを扱うスキルを身につけることは非常に重要になってきている.本書はPythonを使って経済データを分析し,プログラミングを踏まえてより確かな理解を得る力を養成するテキストである.生成AI登場の中,ますます重要性を増すプログラミング的思考を培うためにPythonについて丁寧な解説を行った.経済学に関しても大学1年生程度の知識で十分な内容となっている.

目次

第1章 準備
  1.1 本書で使用する環境
  1.2 Colabの使い方
  1.3 その他

第2章 Pythonの基礎
  2.1 4つの基本データ型
  2.2 演算子
  2.3 演算子の優先順位
  2.4 変数への代入
  2.5 コメント
  付録 演算子の優先順位についての解説
  演習問題

第3章 コンテナデータ型とその操作
  3.1 4つのコンテナデータ型
  3.2 コンテナデータ型の操作
  3.3 関連トピック
  演習問題

第4章 関数
  4.1 関数とは
  4.2 組み込み関数
  4.3 ユーザー定義の関数
  4.4 関数の例
  4.5 ドキュメンテーション文字列
  4.6 スコープ
  演習問題

第5章 オブジェクトと属性
  5.1 オブジェクト
  5.2 メソッド
  演習問題

第6章 制御フロー
  6.1 制御フローとは
  6.2 条件分岐:if文
  6.3 forループ
  6.4 リスト内包表記
  6.5 whileループ
  演習問題

第7章 ライブラリとエラーの基本
  7.1 ライブラリ
  7.2 エラー
  演習問題

第8章 データのプロット
  8.1 プロット用のライブラリ
  8.2 ラインプロット
  8.3 ヒストグラム
  8.4 散布図
  演習問題 

第9章 モンテカルロ・シミュレーション
  9.1 はじめに
  9.2 大数の法則
  9.3 中心極限定理
  演習問題

第10章 Pandas:経済データ分析I
  10.1 はじめに
  10.2 データフレームとシリーズの基本
  10.3 簡単なデータ分析
  演習問題

第11章 Pandas:より詳細な説明
  11.1 はじめに
  11.2 データフレームとシリーズの構成要素
  11.3 データの抽出
  11.4 欠損値の扱い
  演習問題

第12章 Pandas:経済データ分析II
  12.1 はじめに
  12.2 バブル景気崩壊前後の成長率の比較
  12.3 消費vs投資:再考
  12.4 1850年以降の経済成長
  12.5 超長期の経済成長:日本と英国
  12.6 世界の所得格差
  12.7 データの種類
  演習問題

第13章 回帰分析
  13.1 はじめに
  13.2 回帰分析の考え方
  13.3 消費関数の回帰分析
  13.4 今後の実証分析の学習のために
  演習問題

第14章 NumPy:基本とシミュレーション
  14.1 はじめに
  14.2 NumPy:配列(array)
  14.3 ベクトル化演算
  14.4 ランダム変数
  14.5 統計関連の計算
  14.6 シミュレーション:最小二乗法
  演習問題

付録 ― データ型と演算のまとめ
索引

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