経済原論

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新経済学ライブラリ  2

経済原論

資本制経済の基礎理論
定価:
1,980
(本体:1,800円+税)
難易度:中級

発行日:1990年9月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-08-9

サイズ:上製A5

ページ数:192ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

原論の基礎を簡潔にまとめ,資本主義経済の仕組みがわかる好評書.グローバルな視点から経済・技術・環境の問題点を鋭く抉り,現状分析を通して将来への展望をひらく.

目次

1 資本制経済における生産と技術
1-1 商品と貨幣
1-1-1 財と価値
1-1-2 商品と貨幣
1-2 資本の生成
1-2-1 貨幣蓄積活動と資本
1-2-2 資本と商品生産
1-3 資本と生産活動
1-3-1 資本による労働の包摂
1-3-2 価値増殖運動の高度化
1-3-3 流通過程と流通費
1-3-4 資本の回転期間
1-4 資本蓄積
1-4-1 資本蓄積と労働力
1-4-2 資本制経済の再生産
1-4-3 資本制経済の自己組織化
1-5 技能生産と大量生産
1-5-1 技能生産の意義
1-5-2 大量生産への転換
1-5-3 技術転換と労働編成
1-6 大量生産
1-6-1 労働の部分化
1-6-2 大量生産に向けての労働の秩序化
1-6-3 大量生産
1-7 技術発展のパターン
1-7-1 練習問題
2 資本制経済における市場と組織
2-1 資本の競争と利潤率均等化
2-1-1 資本の競争と部門間移動
2-1-2 同一産業部門内の生産条件の差異
2-2 自然利用の評価−地代
2-2-1 差額地代の第1形態
2-2-2 差額地代の第2形態
2-2-3 絶対地代
2-3 商業資本の活動
2-3-1 流通合理化の要請
2-3-2 商業資本の生成
2-3-3 商業資本の社会的機能\r
2-4 信用の組織化
2-4-1 商業信用
2-4-2 銀行信用の形成
2-4-3 銀行信用のヒラエルヒー
2-4-4 信用制度の社会的意義
2-5 株式会社と株式市場
2-5-1 株式資本と資本制経済の変容
2-5-2 株式会社と経営の組織化
2-6 大企業体制
2-6-1 株式保有と企業間関係
2-6-2 所有−支配構造のネットワーク化
2-7 企業組織の変容
2-7-1 集権的階層組織の権力構造
2-7-2 多数事業部制
2-8 練習問題
3 資本制経済の構造変動
3-1 フォーディズム
3-1-1 レギュラシオン・アプローチ
3-1-2 資本主義の高度化
3-1-3 フォーディズムのパラダイム
3-1-4 フォーディズムの危機
3-2 経済のグローバル化
3-2-1 金融改革と金融のグローバル化
3-2-2 グローバル化する日本企業
3-3 産業システムの変容
3-3-1 アメリカ経済の混迷
3-3-2 日本経済の発展
3-3-3 産業システムの高度化
3-3-4 多角化とネットワーク化
3-4 地球環境と経済活動
3-4-1 開発途上国における環境破壊
3-4-2 国境を越える環境汚染
3-4-3 地球的規模の環境破壊
3-4-4 環境汚染の「輸出」
3-4-5 環境保全と経済活動
3-5 ポスト・フォーディズム
3-5-1 危機からのエクソダス
3-5-2 技術革新と産業組織再編
3-5-3 労使関係再編の方向
3-5-4 経済発展の新たな方向
3-5-5 社会的行為と社会秩序
3-6 内発的発展への道
3-6-1 ネットワークのコンセプト
3-6-2 個人の個性と複合的ネットワーク
3-6-3 複合的ネットワークの形成
3-7 練習問題

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