数理科学 2022年4月号

数理科学 2022年4月号 No.706

マヨラナ粒子をめぐって

不思議な粒子がもたらす物理の発展
定価:
1,049
(本体:954円+税)

発行月:2022年4月

JAN:4910054690422

在庫:在庫あり

内容詳細

1937年,イタリアの物理学者エットーレ・マヨラナによって,粒子・反粒子の区別がつかない特殊なフェルミ粒子「マヨラナ粒子」の存在が理論的に予言されました.今日ではその探索やマヨラナ粒子がもつ興味深い性質に関連した様々な研究が進められています.本特集では,マヨラナの人物史をはじめ,マヨラナ粒子の性質,素粒子物理・物性物理や量子計算の研究との関連,探索や実現のための実験的研究の解説をとおして,マヨラナ粒子の謎と魅力について迫っていきます.

表紙CGコメント

今月号の表紙では,正十二面体の対称性を持つよう,コクセター群を使った折りたたみによって 3D 形状をモデリングしています.オブジェクトの内部にカメラを配置し,中から外を見上げるように 3D レンダリングしています.(巴山竜来)

目次

特集

  • 巻頭言
    林 青司
  • エットーレ・マヨラナとマヨラナ粒子
    高杉英一
  • ニュートリノとマヨラナ粒子
    安田 修
  • マヨラナ粒子の本質と標準理論を超える素粒子理論
    日笠健一
  • 宇宙における物質の起源とマヨラナニュートリノ
    浜口幸一
  • マヨラナ粒子の探索
    井上邦雄
  • 物性物理におけるマヨラナ粒子
    ~ トポロジカル超伝導体 ~
    藤本 聡
  • 量子スピン液体におけるマヨラナ粒子
    戸塚圭介
  • トポロジカル量子計算とマヨラナ粒子
    加藤晃太郎
  • マヨラナ粒子の実現
    水島 健

書評

  • 一般相対論を超える重力理論と宇宙論
    浅田秀樹

連載

  • 微生物流体力学への招待 16
    ~ 微生物集団の性質 ~
    石本健太

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