座談経済学

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座談経済学

定価:
3,850
(本体:3,500円+税)
難易度:中級

発行日:1984年10月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0361-3

サイズ:上製B6

ページ数:448ページ

在庫:品切れ

内容詳細

経済均衡の理論は,今日の経済分析の論理的骨格であり最も基本的な枠組である.筆者は, そこに視野を絞りつつ理論的な角度と歴史的な角度とから,その全貌を描き出そうと試みる.均衡分析の考え方およびその理論構造を取り扱い,併せて数学的背景から方法論上の諸問題まで論及する.

目次

1 均衡分析の本質と方法
1-1 科学としての経済学
1-2 経済均衡の考え方
2 均衡分析と微分法
2-1 微分の数理
2-2 古典的均衡分析の輪郭
3 現代の均衡分析−反省の時代
4 ワルラスとその時代
4-1 1870年前後のヨーロッパ−仏・独・伊
4-2 ワルラスと一般均衡理論
5 英国古典学派の崩壊とジェヴォンズ,マーシャルの経済学
6 ベルリンとウィーンの経済学
7 ワルラスと効用理論の展開
7-1 近代的な効用理論
7-2 効用理論前史
8 ワルラスと限界生産力説の展開
9 福田徳三と若き日の小泉信三

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