コンパイラII

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Information & Computing  別巻6

コンパイラII

原理・技法・ツール
定価:
6,160
(本体:5,600円+税)

発行日:1990年10月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0586-0

サイズ:上製A5

ページ数:520ページ

在庫:品切れ

内容詳細

コンパイラ設計における主要な話題を広範囲にわたって深く掘り下げて解説している.特にコンパイラを設計する際に,あらゆる面で出会う問題の解決に重点を置き,特定のコンピュータには依存しないように配慮した.

目次

7 実行時環境
7-1 原始言語の問題
7-2 記憶域構成
7-3 記憶域割付け方式
7-4 非局所名のアクセス
7-5 引数の引渡し
7-6 記号表\r
7-7 動的記憶域割付けに関する言語の機能\r
7-8 動的記憶域割付けの技法
7-9 Fortranにおける記憶域割付け
7-10 練習問題
7-11 参考文献について
8 中間コード生成
8-1 中間言語
8-2 宣言
8-3 代入文
8-4 論理式
8-5 Switch文
8-6 後埋め法
8-7 手続き呼出し
8-8 練習問題
8-9 参考文献について
9 コード生成
9-1 コード生成ルーチン設計上の問題点
9-2 目的機械
9-3 実行時の記憶域管理
9-4 基本ブロックと流れグラフ
9-5 名前の使用に関する情報
9-6 簡単なコード生成ルーチン
9-7 レジスタ割付けとレジスタ割当て
9-8 基本ブロックのdag表現
9-9 覗き穴最適化
9-10 dagからのコード生成
9-11 動的計画法を用いたコード生成アルゴリズム
9-12 コード生成ルーチン生成系
9-13 練習問題
9-14 参考文献について
10 コード最適化
10-1 はじめに
10-2 最適化の基本
10-3 基本ブロックの最適化
10-4 流れグラフ中のループ
10-5 大域的データの流れ解析の概要
10-6 データの流れ方程式の反復解法
10-7 コード改良変換
10-8 別名の取扱い
10-9 構造化流れグラフのデータの流れ解析
10-10 効率の良いデータの流れアルゴリズム
10-11 データの流れ解析ツール
10-12 型の推定
10-13 最適化コードの記号デバッグ
10-14 練習問題
10-15 参考文献について
11 コンパイラの開発
11-1 コンパイラ設計上の問題点
11-2 コンパイラ開発のアプローチ
11-3 コンパイラ開発環境
11-4 検査と保守
12 コンパイラの実現例
12-1 EQN数式清書用の前処理系
12-2 Pascalコンパイラ
12-3 Cコンパイラ
12-4 Fortran Hコンパイラ
12-5 Biss/11コンパイラ
12-6 Modula-2最適化コンパイラ
13 付録:プログラム作成演習
13-1 はじめに
13-2 プログラムの構造
13-3 Pascalサブセットの構文
13-4 トークンの規約
13-5 演習問題の例
13-6 通訳系の段階的開発
13-7 拡張

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