心理測定法への招待

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新心理学ライブラリ  13

心理測定法への招待

測定からみた心理学入門
定価:
2,970
(本体:2,700円+税)
難易度:中級

発行日:1991年2月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0610-2

サイズ:並製A5

ページ数:328ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

「心」はどのように測られるものなのであろうか.本書は,実験心理学・発達心理学・社会心理学・臨床心理学といった心理学各分野における測定法の概念と手法をわかりやすく解説し,心理測定の基礎がスムーズに理解できるよう構成されたユニークな入門書である.

目次

1 心理測定とは
1-1 心理学と心理測定
1-2 測定法の考案 メモリースパンを例として
1-3 心理測定の社会的問題
1-4 本書の目的と構成
2 見えかたを測る 古典的錯視研究における測定
2-1 知覚世界
2-2 精神物理学
2-3 独立変数と従属変数
2-4 ルーウィスの実験
2-5 心のはたらきを表す「関数」
3 エビングハウスの記憶実験 忘却量をいかに測るか
3-1 無意味音節と節約率の考案
3-2 保持曲線と実験式
3-3 エビングハウスの残したもの,忘れたもの
4 ビネーの知能検査 個人差測定の展開
4-1 知能検査誕生の背景
4-2 ビネーの知能検査の特徴
4-3 問題点および批判
4-4 ビネーの知能検査の発展
5 ロールシャッハ・テスト 臨床心理学における投影法
5-1 「投影」そして「投影法」
5-2 どのように誕生し発展していったか
5-3 何を測定するのか
5-4 どのように実施されるか
5-5 どのように分析されるか
5-6 解釈にはどのような注意が必要か
5-7 どのような問題点と可能性があるか
6 攻撃性の測定 社会心理学における測定パラダイムの例
6-1 社会心理学における測定
6-2 攻撃的行動の概念とパラダイム
6-3 社会心理学における測定の留意点
7 反応時間を使う 短期記憶の走査のモデル
7-1 スタンバーグの項目再認実験
7-2 直列悉皆走査モデル
7-3 直列悉皆モデルの意義と問題点
7-4 反応時間をどう使うか
8 測定値の性質
8-1 数量化と尺度水準
8-2 分布形と要約統計量
8-3 相関と回帰
8-4 母集団と標本
8-5 信頼性と妥当性
8-6 測定値のもつ問題点と対処
9 データ解析の過程
9-1 データの入力と整理
9-2 検定による仮説の検証
9-3 重回帰分析と関連手法
9-4 因子分析と主成分分析
9-5 多変量解析に関する注意点
9-6 尺度構成
10 知覚研究における測定
10-1 感覚の測定
10-2 刺激提示方法の違いによるさまざまな測定方法
10-3 反応のとりかたの違いによるさまざまな測定方法
10-4 知覚判断のモデル
11 認知研究における測定
11-1 記憶
11-2 学習
11-3 判断・推論・問題解決
12 社会心理学における測定
12-1 態度測定
12-2 対人魅力の測定
12-3 ソシオメトリー
12-4 情動・気分の測定
12-5 欲求・動機の個人差尺度
13 発達・教育研究における測定
13-1 検査法
13-2 行動観察
14 心理臨床における測定 心理アセスメント
14-1 心理アセスメントの必要性とその流れ
14-2 心理アセスメントの第1段階 収集する情報の内容や目的をあきらかにする
14-3 心理アセスメントの第2段階・第3段階 情報を収集,処理をする
14-4 心理アセスメントの第4段階 情報の記述と伝達を行う
14-5 心理アセスメントを行うための注意

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