犯罪心理学への招待

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新心理学ライブラリ  20

犯罪心理学への招待

犯罪・非行を通して人間を考える
定価:
2,530
(本体:2,300円+税)
難易度:中級

発行日:2008年11月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1208-0

サイズ:並製A5

ページ数:264ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,犯罪・非行関係の実務分野で面接・査定等に携わり,大学でも豊富な講義経験を持つ著者が,犯罪心理学の理論と実践を長年の経験に基づき,初学者向けに分かりやすく解説した教科書である.犯罪という現象の観方,概念や理論を説明し,様々な犯罪の具体像とそれを犯す人の心理を分析・考察する.犯罪防止,犯罪者の健全な社会復帰も視野に入れた,法曹・支援関係者にも有益な一冊である.

目次

1章 犯罪および犯罪者の分け方と種類
  1.1 犯罪と非行,署名と罪種
  1.2 犯罪・非行者の分け方

2章 財産犯――盗みを中心として
  2.1 財産犯のあらまし
  2.2 窃盗
  2.3 社会現象としての少年非行の財産犯

3章 粗暴犯
  3.1 暴力と攻撃
  3.2 粗暴犯の全体像
  3.3 粗暴犯の要因・機制
  3.4 保護領域内暴力の生起機制

4章 性犯
  4.1 性行動の異常と性犯
  4.2 性犯の種類と最近の傾向
  4.3 精神障害との関連性
  4.4 性犯における状況要因

5章 犯罪・非行理論の前提と先駆的犯罪観
  5.1 犯罪心理学の定義と学問的性格
  5.2 犯罪研究の前史における犯罪観
  5.3 社会・文化的観点からの犯罪観
  5.4 犯罪理論の多面性

6章 社会・文化的要因からの犯罪・非行理論
  6.1 社会構造論的接近による犯罪・非行理論
  6.2 社会過程論的接近による犯罪・非行理論
  6.3 「まとめ」と考えられる2つの理論

7章 個体要因からの犯罪・非行理論
  7.1 生物学的決定論と素朴類型論
  7.2 人格特性論による類型化
  7.3 人格力動論による犯罪・非行理論
  7.4 人格発達の観点からの非行理論
  7.5 社会化の観点からの犯罪理論
  7.6 状況要因からの犯罪・非行理論

8章 犯罪・非行者に対する個別的査定
  8.1 個別的査定の目的と枠組み
  8.2 心理学的人格査定(類型的,特性的)
  8.3 心理学的人格査定(力動的・価値的)
  8.4 心理検査以外の人格査定技法
  8.5 個別的査定結果の統合

あとがき
引用文献
人名索引
事項索引
著者略歴

サポート情報

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