心理学研究法

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ライブラリ 心理学の杜  3

心理学研究法

定価:
2,860
(本体:2,600円+税)
難易度:入門

発行日:2022年6月10日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1539-5

サイズ:並製A5

ページ数:304ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,心理学研究法をはじめて学ぶ方のための教科書です.途中で挫折することなく,最後まで楽しく読み終えることができるよう,最近の話題や身近な例,時にはユーモアを交えて,親しみやすくわかりやすく執筆されました.初歩的な内容にとどまらず,研究を行うときに役に立つ実践的な情報も含められています.公認心理師,認定心理士等の資格取得を目指す方にもおすすめの一冊です.

目次

第1章 心理学研究法の基礎
  1.1 はじめに
  1.2 心理学の成立
  1.3 心理学と科学的なアプロ―チ
  1.4 心理学はなぜ科学的説明を重視するのか
  1.5 心理学の基本的な研究プロセス
  1.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第2章 実証的な研究法
  2.1 はじめに
  2.2 研究の「デ―タ」 ― 変数と尺度
  2.3 妥当性と信頼性
  2.4 相関と因果
  2.5 実験的研究と観察的研究
  2.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第3章 実験法(1) ― 変数の統制による実証的研究
  3.1 はじめに
  3.2 独立変数,従属変数,交互作用
  3.3 剰余変数とその統制
  3.4 代表的な実験法① ― 精神物理学的測定法
  3.5 代表的な実験法② ― 単一事例実験
  3.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第4章 実験法(2) ― さまざまな実験
  4.1 はじめに
  4.2 実験室実験
  4.3 質問紙実験
  4.4 現場実験と自然実験
  4.5 準実験
  4.6 おわりに
  復習問題
  参考図書

第5章 調査法(1) ― 調査の基本
  5.1 はじめに
  5.2 調査法の基本構成
  5.3 調査法の特徴
  5.4 調査法の手続き
  5.5 調査法における留意点
  5.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第6章 調査法(2) ― 心理尺度の作成
  6.1 はじめに
  6.2 心理尺度の作り方
  6.3 心理尺度の信頼性と妥当性
  6.4 SPSSを使って因子分析をする
  6.5 ウェブツ―ルを使った調査
  6.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第7章 観察法
  7.1 はじめに
  7.2 自然観察法
  7.3 実験的観察法
  7.4 参与観察法と非参与観察法
  7.5 記録法による分類
  7.6 観察法に関係するバイアス
  7.7 観察の信頼性と妥当性
  7.8 まとめ
  復習問題
  参考図書

第8章 面接法
  8.1 はじめに
  8.2 調査面接法
  8.3 臨床面接法
  8.4 面接法実施におけるポイント
  8.5 面接法におけるデ―タ分析
  8.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第9章 検査法
  9.1 はじめに
  9.2 知能検査の発達
  9.3 質問紙法
  9.4 投影法
  9.5 作業検査法
  9.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第10章 統計的分析
  10.1 はじめに
  10.2 デ―タの統計的記述
  10.3 仮説検証型研究と仮説生成型研究
  10.4 推測統計
  10.5 統計的仮説検定
  10.6 検定力
  10.7 効果量
  10.8 相関関係
  10.9 相関関係に関する注意点
  10.10 因果関係
  10.11 多変量解析
  10.12 おわりに
  復習問題
  参考図書

第11章 研究倫理
  11.1 はじめに
  11.2 研究倫理の基本構造
  11.3 研究倫理審査
  11.4 研究不正
  11.5 研究不正の防止
  11.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

第12章 文献検索法
  12.1 はじめに
  12.2 文献の種類
  12.3 論文の探し方 ― 文献検索法
  12.4 論文の分類と読み方
  12.5 文献の整理の仕方 ― 文献レビュ ―
  12.6 まとめ
  復習問題
  参考図書

復習問題解答
引用文献
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事項索引

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