エレクトロニクス入門

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新・電子システム工学  1

エレクトロニクス入門

電子・原子の世界からコンピュータまで
定価:
2,805
(本体:2,550円+税)
難易度:入門

発行日:2021年7月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-86481-075-3

サイズ:上製A5

ページ数:256ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書はエレクトロニクスの世界への入門書である.講義経験をいかして「考え方の理解」を目指し,丁寧に解説した.多くの図や,例題・問題を適宜配置するなど工夫された好個の教科・参考書.

目次

第1章 エレクトロニクス:原子・電子の世界からコンピュータへ
  1.1 宇宙を構成するもの
  1.2 電荷中性の原理
  1.3 情報処理の基本素子:トランジスタ
  1.4 トランジスタはオン・オフスイッチである
  1.5 スイッチの組み合わせで演算する

第2章 物質の世界を理解する
  2.1 固体結晶中の電子の運動
  2.2 電子のエネルギーバンドとバンドギャップ
  2.3 電子がとることのできる状態の数
  2.4 金属・半導体・絶縁体
  2.5 電子が波であるとは?―量子力学入門

第3章 半導体でトランジスタを作る
  3.1 半導体
  3.2 N型半導体とP型半導体を接合する
  3.3 PN接合ダイオード
  3.4 MOSトランジスタ

第4章 トランジスタで電子回路を作る
  4.1 信号を増幅する回路
  4.2 MOSトランジスタの微小信号等価回路
  4.3 増幅回路の解析
  4.4 接地方式で異なる増幅器の特性
  4.5 差動増幅器
  4.6 演算増幅器

第5章 回路網を解析する理論
  5.1 回路解析の基礎
  5.2 キルヒホフの法則
  5.3 回路の問題を解くストラテジー
  5.4 電流源・電圧源の変換ができないケースの扱い
  5.5 回路網解析簡略化のために

第6章 回路の時間応答を解析する
  6.1 微分方程式を解いて解析する
  6.2 微分方程式を代数方程式として解く―ラプラス変換
  6.3 任意の入力信号波形への応答を求める

第7章 コンピュータの仕組み
  7.1 “0”と“1”で表す
  7.2 計算する回路を作る
  7.3 ALUを構成する
  7.4 演算のタイミング制御
  7.5 CPUの動作

参考文献
あとがき
索引

サポート情報

その他

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