基礎コース 金融論

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基礎コース[経済学]  5

基礎コース 金融論

定価:
2,530
(本体:2,300円+税)

発行日:2000年12月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-018-2

サイズ:上製A5

ページ数:296ページ

在庫:品切れ

内容詳細

現代の高度金融経済を読み解く鍵となる金融の本質的機能と形態についての基礎を説き明かした最新テキスト.図解・統計データを多用し,親しみ易さを配慮した.金融ビッグバン以降の展開や,金融工学についても言及.

目次

1 貨幣と金融
1-1 金融の基本的機能\r
1-2 将来の不確実性と情報の非対称性
1-3 金融システムの機能\r
1-4 貨幣と決済機能\r
1-5 マクロ経済学と資金循環
2 日本の金融システム
2-1 戦後日本の金融制度
2-2 戦後日本の金融構造
2-3 日本の金融機関
2-4 財政投融資制度と公的金融機関
2-5 金融自由化から日本版ビッグバンへ
3 金融機関の諸機能と証券化
3-1 金融仲介機関の基本的機能\r
3-2 銀行(預金取扱金融仲介機関)の機能\r
3-3 その他の金融仲介機関の機能\r
3-4 その他の金融機関の役割
3-5 金融の証券化:金融の新しい流れI
4 金融市場
4-1 金融市場の分類
4-2 短期金融市場
4-3 長期金融市場
4-4 外国為替市場と為替レート
5 利子率と資産価格
5-1 利子率とその決定要因
5-2 債権の種類と利回り概念
5-3 金利の期間構造
5-4 株価の決定理論
5-5 効率的市場仮説とバブル現象
6 金融派生商品(デリバティブ):金融の新しい流れII
6-1 デリバティブとその意義
6-2 先渡・先物取引
6-3 オプション取引とその仕組み
6-4 スワップ取引
7 家計の金融行動
7-1 家計の消費・貯蓄行動
7-2 不確実性下の選択行動と保険の購入
7-3 家計の金融資産選択行動(資産選択理論)
7-4 わが国における家計の金融行動の推移
8 企業の金融行動
8-1 企業の目的と金融行動
8-2 企業の実物投資行動
8-3 企業金融とMM理論
8-4 資本市場の不完全性とMM理論
8-5 法人企業の資金運用と資金調達
9 金融政策
9-1 金融政策と中央銀行の役割
9-2 銀行の信用創造とマネーサプライ
9-3 金融政策の運営方法:2段階アプローチ
9-4 日本銀行の金融調節
9-5 政策効果の波及経路と金融政策の諸問題
10 決済システムと信用秩序の維持
10-1 決済システムとその変革
10-2 決済システム、信用秩序の安定性とその維持
10-3 プルーデンス政策
10-4 日本の金融行政の変革
10-5 今後の金融システムと金融監督行政のあり方
11 索引

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