グラフィックマクロ経済学

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グラフィック[経済学]  2

グラフィックマクロ経済学

定価:
2,640
(本体:2,400円+税)
難易度:入門

発行日:2002年4月25日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-036-6

サイズ:並製A5

ページ数:376ページ

在庫:品切れ

内容詳細

気鋭の著者による最新のマクロ経済学テキスト.左頁に本文解説,右頁に豊富な図表・コラムという,ビジュアルな2色刷見開き形式により,マクロ経済学理論と現実の経済問題とが簡潔明快に解説されている.

目次

序章 はじめに
0.1 マクロ経済学とミクロ経済学
0.2 理論と実証
0.3 マクロ経済学の舞台
0.4 統計数字でみるマクロ経済学

1 国民経済計算の仕組み
1.1 国民経済計算とは何か
1.2 国内総生産の定義
1.3 国内総生産と国内純生産
1.4 産業別国内総生産と産業構造の変化
1.5 国内総支出の構成
1.6 国民所得の概念
1.7 国民経済計算における三面等価
1.8 国内総生産と国民総生産
1.9 国際収支表の見方
1.10 貯蓄・投資バランスの考え方
1.11 名目 GDP と実質 GDP

2 景気循環を調べる
2.1 マクロ経済学の課題と景気循環
2.2 戦後日本の景気循環
2.3 景気循環の種類
2.4 潜在 GDP と GDP ギャップ
2.5 フィリップス曲線と自然失業率
2.6 新しい景気循環理論

3 経済成長を考える
3.1 なぜ経済成長を分析するのか
3.2 生産関数と経済の供給サイド
3.3 経済成長論の基本形
3.4 成長会計
3.5 ハロッド=ドーマーの成長理論
3.6 内生的成長理論

4 労働市場の役割
4.1 労働市場の重要性と日本の労働市場
4.2 企業における雇用量の決定
4.3 日々の労働量の決め方
4.4 新古典派の労働市場
4.5 ケインズ派の労働市場と賃金の下方硬直性
4.6 ベバレッジ曲線と構造的失業

5 消費と貯蓄の理論
5.1 現在の消費と将来の消費の選択
5.2 ライフサイクル消費仮説
5.3 恒常所得仮説
5.4 ケインズ的な消費関数
5.5 日本の消費と消費理論

6 企業の設備投資を考える
6.1 投資とは何か
6.2 企業の設備投資行動
6.3 貯蓄と投資の決定
6.4 様々な設備投資理論の発展
6.5 日本の設備投資動向
6.6 在庫投資の動向

7 財・サービス市場における需要と供給の一致
7.1 はじめに
7.2 総供給曲線の考え方
7.3 総需要曲線の考え方
7.4 財・サービス市場での需給均衡
7.5 財・サービス市場における均衡の変化
7.6 所得・支出アプローチ
7.7 乗数効果

8 金融市場を分析する
8.1 金融取引の実態
8.2 貨幣の機能\r
8.3 貨幣の定義
8.4 貨幣供給の仕組み
8.5 信用乗数と貨幣乗数
8.6 貨幣の保有動機
8.7 流動性選好と流動性のワナ
8.8 ケインズ的な貨幣市場の均衡
8.9 マネタリストによる貨幣市場の均衡
8.10 株価の決まり方
8.11 為替レートの決まり方

9 マクロ経済体系
9.1 新古典派のマクロ経済体系
9.2 IS 曲線の導出
9.3 LM 曲線の導出
9.4 IS/LM 分析
9.5 開放的なマクロ経済体系

10 財政政策
10.1 日本の財政
10.2 新古典派モデルにみる財政政策
10.3 ケインズ派モデルにみる財政政策
10.4 所得・支出アプローチにみる財政政策
10.5 IS/LM 分析にみる財政政策
10.6 リガード=バローの等価定理
10.7 開放経済における財政政策

11 金融政策
11.1 新古典派モデルにみる金融政策
11.2 ケインズ派モデルにみる金融政策
11.3 開放経済における金融政策
11.4 金融政策をめぐる議論
11.5 経済政策の有効性をめぐる議論

参考文献
演習問題解答
索引

サポート情報

その他

正誤表


グラフィック[経済学] 2
「グラフィックマクロ経済学」 サポートページ



■ 正誤表

宮川 努著「グラフィックマクロ経済学」初版第1刷に誤りがございましたので,
お詫びして訂正いたします.

場所
7表0.1 最下段 2002/カーネマン,D.(米)・スミス,V.(米)/実験経済学
9図0.4財政政策から金融市場への→財政政策から財・サービス市場への→に変更
2210行目1970年1971年
2321行目Paul M. RomerDavid Romer
2621行目Gross National ProductGross Domestic Product
47図1.16国内総生産国民総所得
49表1.1(出所)財務省
『対外及び対内直接投資状況』
(出所) 日本銀行
『国際収支状況』
52(1-2)式―(ダーシ) -(マイナス記号)
863行目D. RomerP. Romer
113図3.16 表の右側の縦線
121図4.4利潤π利潤=π/p
189図6.17発行の調達コスト増資の調達コスト
20218行目実質賃金の増加関数実質賃金の減少関数
204(7-5)式I(ρ,r)I(ρ,i)
20623行目超過供給状態超過需要状態
215図7.14総需要曲線 YD+cY+I
P*(縦軸の点)
総需要曲線YD=A+cY+I
Y*
309図10.14図中のT,GΔT,ΔG
315図10.17横軸 国民所得(=GDP)横軸 貯蓄額・投資額
315図10.18 i=i*から出る直線をFF線と命名
317図10.19 i=i*から出る直線をFF線と命名
329図11.6
図11.7
 i=i*から出る直線をFF線と命名
331表11.3
貨幣需要は流動性選好/利子率
上昇下落
34523行目齋藤 誠斉藤 誠
3464行目齋藤 誠斉藤 誠
359ら行ローマ―,D.110ローマ―,P.M.23