体制転換の経済学

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新経済学ライブラリ  20

体制転換の経済学

定価:
2,970
(本体:2,700円+税)
難易度:中級

発行日:1994年12月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-42-3

サイズ:上製A5

ページ数:296ページ

在庫:品切れ

内容詳細

資本主義経済と社会主義経済を比較して,それぞれのシステムの歴史を貫く支配的論理を明らかにしつつ,東欧諸国や旧ソ連などの体制転換の意味を確かめ,新しい経済システムへの移行とその構築の実情を考察する注目作.

目次

0 課題と方法
0-1 歴史と課題
0-2 方法
0-3 比較
0-4 構成
0-5 注釈
1 社会主義経済の失敗
1 社会主義と20世紀の現実
1-1 社会制御の思想としてのマルクス主義
1-2 歴史的現実としての社会主義
1-3 ソビエト計画システム
1-4 対外経済関係:国家間契約とコメコン
1-5 ソビエト社会主義と国家主義
1-6 社会主義における国家と企業
2 計画の可能性:歴史と論争
2-1 問題の所在
2-2 物財バランス法による計画化:その限界
2-3 経済計算不可能論:ハイエクとミーゼス
2-4 分権的計画プロセス:ランゲの市場社会主義
2-5 コンピュータとユートピア社会主義
3 計画の失敗と社会的退化
3-1 「計画の失敗」と不足
3-2 数量的調整と不足の再生産
3-3 不足経済下の消費者選択
3-4 国家独占と企業家精神の消滅
3-5 社会的退化:社会的規範の傾向的低下
3-6 分析手法に関する補論:コルナイ理論との差異
4 再分配・交換・コミュニケーション:システムと経済行為
4-1 経済システムの選択
4-2 基礎的経済行為としての「再分配」
4-3 基礎的経済行為としての「交換」
4-4 「計画の失敗」と「市場の失敗」
4-5 分析手法にかんする補論
2 ポスト社会主義経済
1 歴史の始まり
1-1 終わる歴史
1-2 システムの転換
1-3 転換の条件と可能性
1-4 歴史の始まり:「帝国崩壊」のビッグバン
1-5 補論:F.フクヤマの「歴史の終わり」へのコメント
2 体制転換と過渡期
2-1 転換の原理と政府課題
2-2 転換政策の優先順序
2-3 体制転換のアポリア
2-4 転換と過渡期
3 過渡期の国民経済
3-1 過渡期恐慌
3-2 中欧経済
3-3 バルカン経済
3-4 スラブ経済
3-5 中央アジア経済
3-6 バルト経済
4 過渡期経済の課題
4-1 アポリアと課題
4-2 民営化の論理と手法
4-3 銀行の不良債権と企業のリストラ
4-4 資本市場の創出
4-5 直接投資の役割
4-6 資本調達と対外債務管理

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