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数理科学 2026年8月号
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内容詳細
ブラックホールは,一度入ると光さえも抜け出せない天体というイメージで,多くの人に知られています.一般相対性理論によりその存在が予言され,これまでの観測で私たちの住む宇宙にいくつもの候補となる天体の存在が確認されています.また,近年では量子情報や量子重力といった先端的研究の舞台となり,現代物理学の重要なキーワードの一つとなっています.本特集では,不思議な天体として,また理論物理発展の鍵としてのブラックホールに,様々な視点・切り口から迫っていきます.
巻頭言(白水徹也)/ブラックホール小史(前田恵一)/ブラックホールの数理 ― 一意性定理と特異点定理のエッセンス(石橋明浩)/さまざまなブラックホールと形成シナリオ ― ブラックホール形成の物理の基本的理解を目指して(関口雄一郎)/ブラックホールの観測,撮影(高橋労太)/ブラックホールとホログラフィー原理(西岡辰磨)/ブラックホールと物性理論(岡村隆)/ブラックホールと量子情報理論(高柳匡)/ブラックホールと量子重力 ― 笠-高柳公式からアイランド公式(宇賀神知紀)/本当にブラックホールか(中尾憲一)