人はなぜ恥ずかしがるのか

書影

セレクション社会心理学  19

人はなぜ恥ずかしがるのか

羞恥と自己イメージの社会心理学
定価:
1,628
(本体:1,480円+税)
難易度:中級

発行日:1998年2月1日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-0863-2

サイズ:並製四六

ページ数:240ページ

在庫:品切れ

内容詳細

「恥ずかしい」と感じるのはなぜだろうか.恥じることは一体何の役にたつのだろうか.ほめられて恥ずかしいと思うのはなぜだろうか.日常的で,かつ不可解な「羞恥」という感情に社会心理学の立場からアプローチした初の解説書.「人はなぜ恥ずかしがるのか」というこころの謎を身近に楽しく考えていく.

目次

1 羞恥とは何か
1-1 はじめに 人はなぜ恥じるのか
1-2 羞恥を引き起こす場面
1-3 羞恥はどんな言葉で表現されるか
1-4 表現用語と場面
1-5 羞恥は英語で何というのか
1-6 羞恥に関する心理学的研究の動向
2 羞恥を回避する
2-1 羞恥は私たちを縛る
2-2 性行動と羞恥
2-3 性はなぜ恥ずかしいのか
2-4 安全な性行動と羞恥
2-5 恋愛行動と羞恥
2-6 「美しい女性」より「かわいい女性」
2-7 援助行動の抑制
2-8 援助がかえってあだになる
2-9 やせ我慢の心理
2-10 裸の王様と愚かな大衆
2-11 衆愚と羞恥
2-12 羞恥仮説の検証
2-13 たかが恥,されど恥
3 羞恥に対処する
3-1 回避的行動と対処的行動
3-2 アダルトビデオを借りるとき
3-3 ビデオを借りるときの4つの方略
3-4 対処行動の分類学
3-5 回避,逃避,矯正,攻撃,ユーモア
3-6 日米の対処行動の違い
3-7 周囲の人々による対処行動
3-8 公的機関と接客態度
3-9 自己嫌悪からの脱出
3-10 援助行動の促進
3-11 言語のスイッチング
3-12 現象の記述から理論へ
4 羞恥の理論
4-1 羞恥の機能\r
4-2 自己呈示理論と羞恥
4-3 自己呈示の機能\r
4-4 自尊心が傷つくこと
4-5 社会的拒否説
4-6 羞恥による自己制御のシステム
4-7 ほめられるとなぜ恥ずかしいのか
4-8 関係混乱説
4-9 パロットらの場面想定実験
4-10 賞賛場面と関係混乱説
4-11 ミラーの羞恥傾向に関する研究
4-12 期待裏切り説
4-13 賞賛場面と期待裏切り説
4-14 初めて先生と呼ばれて
4-15 先生役割と羞恥
4-16 賞賛獲得欲求と拒否回避欲求
4-17 残された問題
4-18 私恥
4-19 期待裏切り説と私恥
4-20 誰の目が気になるのか
4-21 観察者の立場の羞恥
5 羞恥の表出行動
5-1 表出行動の不思議
5-2 羞恥の表出行動
5-3 微笑と視線回避の微妙なタイミング
5-4 「サザエさん」の恥ずかしい顔
5-5 子どもの羞恥の表出
5-6 羞恥の表情の2次元性
5-7 恥じている顔のメッセージ
5-8 表出行動の働きについての実証的研究
5-9 羞恥の表出と機能分化
5-10 羞恥現象の模式図
5-11 併殺打の羞恥とホームランの羞恥
5-12 羞恥場面の演出実験
5-13 ハジの表情とテレの表情の機能\r
5-14 羞恥の構造
6 羞恥の諸側面
6-1 羞恥心の強さを測る
6-2 保育園児たちとの初めての出会い
6-3 羞恥の起源
6-4 自己の認知と羞恥
6-5 羞恥心の年齢変化
6-6 高齢者の羞恥心
6-7 日本は本当に恥の文化か
6-8 日本人とイラン人の羞恥心
7 羞恥と人間
7-1 羞恥に翻弄される人間
7-2 虚栄心と羞恥
7-3 損得勘定と羞恥
7-4 個性と羞恥
7-5 おわりに 羞恥の機能論

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