スタンダード教育心理学 第2版

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ライブラリ スタンダード心理学  6

スタンダード教育心理学 第2版

定価:
2,695
(本体:2,450円+税)
難易度:入門

発行日:2022年3月25日

発行:サイエンス社

ISBN:978-4-7819-1534-0

サイズ:並製A5

ページ数:248ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は,教育心理学の基礎的な理論から学級集団や心の問題などについて,わかりやすく解説された定評ある教科書の改訂版である.エッセンスはそのままに,初版刊行後に出された研究知見や教育統計,心理検査,法改正等について加筆・修正を行った.また,図表を多用して2色刷とし,視覚的な理解も助けている.心理学専攻,教職課程,通信教育にもおすすめの一冊である.

目次

第0章 教育心理学とは
  0.1 はじめに
  0.2 教育心理学の研究法
  0.3 教育心理学の領域

第1章 発達
  1.1 遺伝と環境
  1.2 発達を扱った研究者たち
  1.3 乳児期から老年期までの発達段階

第2章 学習
  2.1 古典的な学習理論と教育実践
  2.2 最近の学習理論とその実践

第3章 動機づけ
  3.1 動機づけ
  3.2 学習性無力感

第4章 記憶
  4.1 記憶の分類
  4.2 記憶の発達
  4.3 記憶の方略
  4.4 記憶と教育

第5章 知能
  5.1 知能とは
  5.2 さまざまな知能理論
  5.3 知能を測る─知能検査
  5.4 知能の特徴
  5.5 公認心理師と知能検査

第6章 パーソナリティ
  6.1 パーソナリティを知ることの意味
  6.2 パーソナリティとは
  6.3 パーソナリティ理論
  6.4 パーソナリティの測定
  6.5 欲求

第7章 学級集団
  7.1 学級とは何か
  7.2 教師と子どもとの関係
  7.3 学級における子どもの仲間関係
  7.4 主体的な学びを促す学級集団づくり

第8章 教育評価―学習のアセスメント
  8.1 教育評価の意義
  8.2 教育評価の種類と方法
  8.3 評価のためのデータ(資料)収集の方法
  8.4 新しい評価法の展開と課題
  8.5 教育評価における教育心理学の役割

第9章 子どもの問題状況と発達障害,精神障害
  9.1 学校で直面するさまざまな課題
  9.2 不登校
  9.3 いじめ
  9.4 非行・暴力行為
  9.5 学級の荒れ・学級崩壊
  9.6 学校の危機
  9.7 発達障害(神経発達症群)・精神障害
  9.8 心の問題・発達障害とかかわるために

第10章 学校カウンセリング
  10.1 学校カウンセリングの基本的枠組み
  10.2 学校カウンセリングの方法
  10.3 学校カウンセリングの動向
  10.4 学校カウンセリングを充実させた学校づくり

引用文献
人名索引
事項索引

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